MC20とどう違う!? 最高速度320キロ超えのスーパーカー マセラティ新型「GT2ストラダーレ」に乗ってわかった実力とは
圧倒的に軽快なレスポンスに感動
今回は、このGT2ストラダーレにミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2 Rというセミスリックタイヤを履かせたパフォーマンスパック装着車に、スペインのアスカリ・サーキットと公道で試乗しました。

まずはサーキット上では、その圧倒的に軽快なレスポンスに感動しました。
もともとレスポンスが鋭いネットゥーノ・エンジンですが、軽量化されたGT2ストラダーレではその傾向がより明確になり、アクセルペダルをちょっと踏み込んだだけでも弾き飛ばされるように加速します。
軽快なのはハンドリングも同様で、サーキット走行を重視したスーパースポーツカーとは思えないほど操舵力が軽いうえ、ステアリングレスポンスもシャープで、狙ったラインを思いどおりにトレースできます。
そうした軽快さを備えていながらも、クルマの安定性が際立って高いのは、やはり最大500kgのダウンフォースを生み出すエアロダイナミクスのおかげでしょう。
しかも、クルマからもたらされるインフォメーションが豊富で、フロントタイヤのグリップが限界に近づいたり、リアタイヤがスライドしそうになった状況をドライバーはいちはやく察知できるため、腕自慢のジェントルマンドライバーであればカウンターステアも難しくはないはず。まさに、サーキットで扱い易いスーパースポーツカーといえます。
続いて公道を走らせると、サーキットであれだけ高いパフォーマンスを発揮したことがウソのように、優れた快適性が確保されていることに気づきました。
さすがに、この種のミッドシップスポーツのなかでは際立って乗り心地がいいMC20に比べれば、ややゴツゴツとした印象を与えますが、サーキット重視のスーパースポーツカーのなかには、GT2ストラダーレより乗り心地が硬いモデルはいくらでもあります。
いずれにせよ、公道を100kmほど走ってサーキットに行き、そこでスポーツ走行を満喫したあとでまた自宅までの100kmほどを走って帰るという使い方が難なくできるスーパースポーツカーがGT2ストラダーレであると感じました。
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