「6ドアのリムジンなのにオープンカー!?」50年前の「特別なメルセデス・ベンツ」が2億円超えで落札 どんなクルマ?
1974年製「メルセデス600プルマン・ランドーレット」とは
2024年2月にフランス・パリで開催されたRMサザビーズのオークションに、カタログにはない特別なメルセデス・ベンツが出品され、高値で落札されました。一体どんなクルマなのでしょうか。

出品されたのは、半世紀以上前の1974年に制作されたメルセデス・ベンツ「600 6ドア Pullman Landaulet(プルマン・ランドーレット)」です。
3900mmというロングホイールベースで作られたこの特注の国賓用モデルは、メーカーのカタログに掲載されることはありませんでした。
このブルマン・ランドーレットは、工場長が個人的に選んだメルセデス・ベンツの熟練した職人によって個別に手作りされ、最終的には26台が制作されたといいます。
今回オークションに登場したモデルは、1974年初頭、革命闘争の最中だったポルトガル領ギニア (ギニアビサウ) 政府に新車の公式リムジンとして納入されました。中央のドアにもドアハンドルが装備されている点も注目されます。
このモデルが米国に渡った時期などは不明ですが、1991年にカリフォルニア州で登録されるまではアフリカにあったようです。その後2003年までカリフォルニアにあり、その後ドイツに運ばれました。
2010年にドイツ在住のオーナーがこのクルマを購入し、2019年にメカニカルな修復がおこなわれています。その修理費用は最終的に28万ユーロ(日本円で約4570万円)を超えたといいます。
半世紀前に納車されたときと同じボディカラーのるホワイト (050) に真っ赤な革張り、黒いランドーレットトップを配したこの「6ドア、ショートルーフ」のプルマン・ランドーレットは、メルセデス・ベンツの贅沢で高級な作品の中でも並外れて際立ったものとなっています。
1974年製のメルセデス・ベンツ600 6ドア プルマン・ランドーレットは、最終的に135万5000ユーロ(日本円で約2億1290万円)で落札されました。
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