20年前の「ポルシェ」が2億円超えで落札!? 走行距離7400キロの極上モデル V10エンジン搭載の“最後のアナログ・スーパーカー”とは
米国で新車販売された644台のうちの1台
2025年2月に米国フロリダ州のコーラルゲーブルズで開催されたRMサザビーズのオークションに、2005年型のポルシェ「カレラGT」が出品され、154万5000ドルという高値で落札されました。
いったいどんなクルマなのでしょうか。

ポルシェは1990年代後半に、「GT1」に代わる新たなル・マン レーシングプロトタイプを開発していましたが、レギュレーションが変更されたために日の目を見ませんでした。
このプラットフォームを基にして、公道で走れるスーパースポーツカーとして生まれたのがカレラGTです。
カレラGTは、わずか220ポンド(約99kg)という軽量のCFRP製タブをはじめ、軽量化と究極のパワーというレーシングカーの原則に明確に基づいて作られています。
パワートレーンも軽量化が図られ、5.7リッターのV型10気筒エンジンはアルミニウム製のピストンやインテークマニホールド、チタン製コンロッド、鍛造クランクシャフトなどを採用しています。潤滑はドライサンプ方式で、最高出力は605馬力を発生しながら、エンジン単体の重量はわずか452ポンド(約203kg)でした。
これらにより、0-60mph(約96km/h)加速は4秒未満、0-120mph(約192km/h)加速もわずか10秒という、驚異的なパフォーマンスを発揮しました。
またボディ下面をフラットボトム化したことで高速走行は安定しており、75mph(約120km/h)で展開する格納式リアウイングと連動して、ダウンフォースを増大させました。
「最後の偉大なアナログ・スーパーカー」とも呼ばれるカレラGTは、当時フェラーリ「エンツォフェラーリ」、メルセデス・ベンツ「SLRマクラーレン」、そしてフォード「フォードGT」といったライバルと、世界のプレミアムスポーツカー市場で鎬を削りあっていました。
今回オークションに出品された車体ナンバー「0994」は、2005年8月1日に完成したモデルです。米国で新車販売されたカレラGTはわずか644台でしたが、そのうちの1台です。
GTシルバーメタリックのボディカラーにダークグレーのオールレザー インテリア、バケットシート、エアコン、CDラジオ、そしてポルシェ エクスクルーシブによるレザー ステアリングホイール、GTシルバーメタリック塗装ホイール、GTシルバーシートベルトなどのカスタムオプションが装備されています。
その走行距離は4600マイル(約7360km)未満で、工具やオーナーズマニュアルなどの書類もすべて揃っています。
この2005年型のポルシェ カレラGT、最終的な落札価格は154万5000USドル(日本円で約2億2977万円)という高値となりました。
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