レクサスの最上級SUV「LX」に初の“電動化モデル”登場! 新開発ハイブリッドシステムを搭載した「LX700h」をラインナップ
新開発のパラレルハイブリッドシステムを搭載
レクサスは2025年3月6日、フラッグシップSUVの「LX」を一部改良し、レクサス初のハイブリッドシステムを搭載した「LX700h」を発表しました。

LXは「世界中のどんな道でも楽に・上質に」をコンセプトとして、世界中のあらゆる道での走行に耐えうる運動性能と、レクサスらしい上質な乗り心地を両立するフラッグシップSUVです。
初代は1996年にランドクルーザー80をベースに登場し、現行型は2022年に登場した4代目となります。なお、日本仕様は2015年から3代目のマイナーチェンジ時に導入されています。
レクサスLXは、現在では世界約50か国以上で様々なユーザーに愛用されています。
これまでLXは、レクサスのラインナップでは唯一、電動車(ハイブリッド車も含みむ)が設定されていませんでした。
今回、LX700hの導入にあたり、LXが代々培ってきた「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を電動化においても守り抜くことを第一とした、新しいパラレルハイブリッドシステムを開発しました。
これは、「フルタイム4WD」、「トランスファー Loレンジ」、「トルクコンバータ付きAT」を電動化においても維持すべく、3.5リッターV6ツインターボエンジンと10速ATの間に、クラッチを有する「モータージェネレーター」を配置した、パラレルハイブリッドシステムです。
また、従来のレクサス パラレルハイブリッド車には装備されないオルタネーターとスターターを標準装備して、万が一ハイブリッドシステムが停止した場合にもスターターでのエンジン始動ができます。さらにオルタネーターで発電した電力を12V補器バッテリーへ供給することで、エンジンのみでの退避走行を可能にします。
リアフロアに搭載したハイブリッドメインバッテリー本体を、上下に分割した防水トレイでパッキングする防水構造を採用しました。これにより、深水路等での水の侵入を防ぐことで、エンジン車同等の渡河性能700mmを確保しました。
応答性の良いモーターのトルク特性と大排気量ツインターボエンジンを組み合わせ、低速ではアクセル低開度からレスポンスの良いリニアな発進・加速を、アクセル踏み込み時や高速域においては大トルクを活かした力強く伸びのある加速を実現し、レクサスらしい「対話のできる走り」を追求しています。
オフロードではトランスファー Loレンジでもモーター駆動をレクサスとして初採用して、マルチテレインセレクトの各モードと組み合わせ、繊細なアクセル操作が要求される岩場やダート・深雪路等においてはモーターのみでの走行も一部可能としました。
モータージェネレーターの追加で車両重量が増加したり、リアフロアにメインバッテリーを搭載するなどの関係で、GA-Fプラットフォームも改良されました。
エクステリアでは、専用の黒光輝塗装スピンドルグリルとマットグレー塗装アルミホイールをはじめ、各部品(フォグランプ、ルーフレール、ウィンドウモール、ホイールアーチモール、ドアハンドル、アウターミラー、リアバンパーサイドメッキモール)を黒・ダーク系色でコーディネートしています。
これにより、過酷な環境にも耐える「プロフェッショナルツール」を表現しました。
インテリアでは、12.3インチの大型フル液晶メーターや、エレクトロシフトマチック(ハイブリッド車のみ)、フロント席リフレッシュシート(エグゼクティブはドライバー席)などを採用しています。
先進安全技術の「レクサス セーフティシステム+」もアップデートされています。
さらに、全世界の多様なユーザーのニーズに広く応えるために、「オーバートレイル(OVERTRAIL)」を新設定。先駆けて販売が開始されたGX・NXのオーバートレイルを含め、レクサス オーバートレイル プロジェクトの商品ラインナップを充実させていくようです。
レクサス新型「LX」の消費税込みの車両価格は、以下のとおりです。
・LX600:1450万円
・LX600 オーバートレイル:1490万円
・LX600 エグゼクティブ:2000万円
・LX700h:1590万円
・LX700h オーバートレイル:1590万円
・LX700h エグゼクティブ:2100万円
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