40年もの間 一人の女性オーナーに愛され続けた1972年製の「赤いフェラーリ」がオークションに登場 美しい“ピッコロ・フェラーリ”とは
34万2500ユーロ(約5500万円)で落札
2025年2月にフランス・パリで開催されたRMサザビーズ主催のオークションに、1972年製フェラーリ「ディーノ」が出品され、落札されました。
どんなクルマなのでしょうか。

ディーノ(Dino)は1967年に発売されたフェラーリ初のミッドシップ2シーターです。
車名はフェラーリの創業者、エンツォ・フェラーリ氏の長男で、1950年代に若くして亡くなったアルフレッド・フェラーリ氏の愛称であるディーノから名付けられたといいます。
ピニンファリーナがデザインした美しいボディに、F2レース由来の2リッター(のちに2.4リッター)のV型6気筒エンジンを搭載したスポーツカーです。
ディーノにはクーペのGTとデタッチャブルトップを備えたGTSがラインナップされました。
「12気筒以外はフェラーリにあらず」として、フェラーリの名は与えられなかったと言われていますが、実際はV12エンジンを搭載したこれまでのフェラーリモデルと区別するために、新たに設定したブランドが「ディーノ」だったようです。
多くのファンは「ピッコロ(小さな)フェラーリ」と呼んでディーノを愛していました。
今回登場した1972年製フェラーリ「ディーノ246GT byスカリエッティ」は、1972年1月に完成したシャシ番号03266のモデルで、黄色のヘッドランプと「km」表示のメーターを備えたフランス市場向けモデルです。
パリ在住の女性が購入したシャシ番号03266のディーノは、その後1986年に現在のオーナーが購入、現在のロッソ(赤)のボディカラーとブラックの本革内装に仕立て上げられ、以降40年もの間愛され続けました。
使用頻度が少なく、よく整備された1972年製フェラーリ・ディーノは、最終的に34万2500ユーロ(日本円で約5500万円)で落札されました。
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