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F1並み“3Gの横G”を発生!? BMW「Vision Driving Experience」が世界初公開 驚異の1万8000Nmのトルクと空力性能とは

“駆けぬける歓び”を次のステージへ

 独BMWは中国・上海で開催中のモーターショー2025のプレビューイベント「BMWグループ・ナイト」にて、次世代ドライビングのビジョンを体現するコンセプトカー「BMW Vision Driving Experience(ビジョン・ドライビング・エクスペリエンス)」を世界初公開しました。

BMWが世界初公開したコンセプトカー「Vision Driving Experience」
BMWが世界初公開したコンセプトカー「Vision Driving Experience」

 最大の注目は、F1マシンに匹敵するダウンフォースと横Gを発生させるという驚異的なスペックです。このコンセプトカーは、最大1万8000Nmという圧倒的なトルクを誇り、BMW独自の駆動・走行制御技術「Heart of Joy(ハート・オブ・ジョイ)」と「ダイナミック・パフォーマンス・コントロール」の過酷な実証試験のために開発された、いわば世界最速のテスト車両でもあります。

 アクティブ・エアロダイナミクスの採用により、最大1.2トンのダウンフォースと最大3Gの横方向の加速度を実現。これは、従来の市販車の枠を超えるものであり、過酷な条件下での挙動制御によって、通常の道路走行では余裕を持った安定性と制御性を提供できるという論理に基づいています。

 さらに、イベントでは開発ドライバーがドリフトや急斜面を駆け上がるなどのダイナミックな走行デモンストレーションを披露。電動テスト車両の圧倒的な加速力とトラクション性能が、来場者に強烈なインパクトを与えました。

 デザイン面でも注目すべきは、光の当たり方で色調が変化する革新的なボディカラー。キャビンには、状況に応じて変化する「パーソナライズド・インターフェース」やAR/VR技術を搭載し、まるでSF映画のような没入型の運転体験を実現。視線やジェスチャーによる操作も可能とされ、次世代のUI/UXが提示されています。

 BMW AGの開発担当取締役フランク・ヴェーバー氏は「このクルマは、単なるショーモデルではなく、BMWが掲げる“駆けぬける歓び”の進化系です。テクノロジーと感性の融合によって、運転の未来はもっと豊かで、ダイナミックなものになるでしょう」と語りました。

 今後の市販化については明言されていないものの、Vision Driving Experienceは、次世代BMWの設計思想や技術的指針を垣間見る上で、極めて重要な存在といえそうです。

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