「現役世代」だからこそ楽しめる!? じつは“敷居”は高くない「クイーン・エリザベス」に乗ってわかった“オトナの楽しみ”とは
旅行代金は思いのほかリーズナブル!?
たとえば今回、クイーン・エリザベスで「新緑の西日本周遊と韓国」11日間の旅に参加したのですが、宿泊した海側バルコニーの客室の場合、代金は2人1室利用で一人30万円台前半から用意されていました。

もちろん1人183万円という最上級のスイートルームの価格設定もありましたが、今回体験した客室と日程だと1人約30万円なので、1日換算してみると2万円台から3万円。この金額に食事代、さまざまに用意されるイベントへの参加、ジムやプールの使用、移動代も含まれているということを考えると、思っていたよりもクルーズ船は敷居が低いことがわかります。
クルーズ船の醍醐味はといえば、さまざまなアクティビティが用意されていること。朝9時から深夜まで、船の各所で70を超えるプログラムが、毎日おこなわれています。
そうしたアクティビティは、毎晩部屋に届く「デイリー・プログラム」に記載されています。朝のクイズ大会をはじめ、「フェンシング入門」「テーブルテニス大会」「ストレッチ教室」などのスポーツ系、「ペン字教室」「無料カジノ」「LGBTQ+の集い」などの勉強系、さまざまな講演など、タイムテーブルと行われる場所がプログラムには書かれているので、寝る前に翌日に何を見たいのか、どういう1日を過ごすのかのスケジュールを自分で組むのも楽しい時間です。

また、毎晩ロイヤル・コート・シアターで行われる舞台が、とにかく一流の出し物で感激しきり。「ハリウッド・ナイト」というミュージカルや空中アクロバットショー、マジックショーなど、キュナードオリジナルのプログラムが目白押しで、長いクルーズの旅でも飽きることがありませんでした。

問題は、現役世代だとどうしても仕事がある、ということ。なかなか10日間を超える休日は取りにくいのが現状です。
もちろん、この機会にNetflixの「オフラインラブ」のように、船の上ではスマホやパソコンなどのデジタルデバイスを使わない!という選択(というか決意)もあるのですが、そうはいっても、どこへ行こうと我々サラリーマンには仕事が追いかけてきてしまうのが現状でしょう。
クイーン・エリザベスにはスターリンクを使った有料の高速インターネットが用意されています。低速/高速、対応するデジタルデバイス1つ接続/デバイス複数接続と、4つのプランがあり、それぞれ1日単位で選べることが可能です。
個人的には1日4000円ほどの「1デバイスの高速プラン」を申し込みました。これが普通に速度も速く、画像のダウンロードや映像のチェックなども行えます。
またノートパソコンを持ち出せば、自分の客室だけでなくロビーやプールサイド、レストランやさまざまな場所にあるベンチなど、船内のどこでもWi-Fiがつながるため、気分転換にいろいろな場所で仕事ができるのもオススメの点です。
たとえば2人1室利用で一人20万円台前半、という一番リーズナブルな部屋は窓のない内側の部屋で、イメージ的には窮屈そうに感じてしまうかもしれませんが、じつは1日中自室に籠もる必要はまったくなく、日中から夜まで、気づいたらほぼ部屋に戻らずにさまざまな場所で過ごすことになるので、窓なしの部屋でもおそらくそれほど不満に感じることはないと思います。
せっかくなら仲の良い夫婦で、また友人同士でも、さらに親孝行としての選択肢としてもかなり“アリ”なのではないか。何ならオトクなのではないか、と心から思ってしまいました。

※ ※ ※
今回、クイーン・エリザベスでの日本発着のクルーズを楽しんだのですが、じつは2027年まで日本発着クルーズが予定しておらず、2028年以降も未定となっているようです。日本でクイーン・エリザベスを見られるのが最後になる可能性もあります。
ただ、今後クイーン・エリザベスはアメリカ・シアトルを発着としたアラスカクルーズ、マイアミを発着としたカリブ海クルーズと、魅力な予定が控えています。
キュナードが運行するこうしたクルーズは、キュナードのホームページから日本語で、日本円で予約することが可能となっているのも大きな特徴です。クイーン・エリザベスのほか、キュナードの「クイーン・アン」「クイーン・メリー2」「クイーン・ヴィクトリア」4隻のクルーズの予約が可能です。
キュナードの場合、世界どの地域のクルーズを予約しても、日本語が通じるスタッフが必ず乗船しているとのことなので、英語が苦手な人も安心できるのではないでしょうか。
<キュナードホームページ>
https://www.cunard.com/ja-jp
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