「え…納期が早まるってホント!?」 大人気のスバル新型「フォレスター」ストロングハイブリッドに“増産計画”の動き
想定を超える受注で増産に向けた調整が進行中
納車まで時間がかかると言われているスバル新型「フォレスター」のストロングハイブリッド。スバルとしても想像を超える受注となっているそうです。このような状況を受けて、スバルは新型フォレスターの増産に向けて調整中とのことです。

新型フォレスター全体の月間販売計画は2400台でしたが、発売初月の受注台数は1万1466台に達しました。これは歴代フォレスターの中でも過去最多となる見込みで、スバルにとってもスマッシュヒットを記録した2代目・3代目「レガシィ」の単月最多台数、たとえば1997年3月に2代目レガシィが記録した1万4509台に迫る勢いとのことです。
販売比率は、5月末時点で約8:2。2.5リッター水平対向4気筒自然吸気エンジンを核とする「S:HEV」と呼ばれるストロングハイブリッドが圧倒的で、従来モデルから継承されたモーター非搭載の1.8リッター水平対向4気筒ガソリンターボモデルを大きく上回っています。現在は納車までに時間がかかる状況ですが、こうした背景を受けて、スバルでは増産体制の整備が進められているようです。納車待ちが気になっていた人にとっても、諦めずに検討してみる価値がありそうです。
現時点では、ストロングハイブリッド仕様のフォレスターは日本市場のみでの展開となっていますが、今後はアメリカ市場への導入も予定されています。アメリカ向けのモデルは現地工場での生産が予定されており、その生産開始時期を当初の予定よりも前倒しにすることで、日本向けモデルの納期短縮につなげる方針のようです。
また、日本国内でのストロングハイブリッド需要の高さを受けて、他の国や地域向けに生産された車両を日本市場に回す調整も進められているとのことです。この背景には、トランプ関税の影響がある可能性も考えられます。
いずれにしても、ストロングハイブリッド仕様の新型フォレスターの納車までに時間がかかっているのは、あくまで現時点での話であり、今後は改善される見通しがあるようです。夏前までには、こうした長期納車待ちの状況が解消される可能性もあり、詳細については近いうちにスバルからアナウンスがあるかもしれません。
納車待ちが理由でストロングハイブリッドの新型フォレスター購入をためらっていた人も、もはやその必要はなさそうです。購入を前向きに検討しているなら、今のうちに注文しておくのも良いタイミングかもしれません。
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