世界でわずか140台の“タイプRの最高傑作” ホンダ「NSX-R」がオークションで1億3000万円超え!? ネットに寄せられた反響とは
希少性・保存状態・歴史的価値が評価された1台
2003年型「ホンダ NSX タイプR」が、イタリアで開催された「第1回ブロード・アロー・コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ・オークション」に登場しました。そんな中、ネットではさまざまな反響が飛び交っています。

出品されたのは2003年式の「NSX-R」。2002年に登場した後期モデルで、NA2型NSXをベースに開発されたこのクルマは、ホンダの“タイプR哲学”を集大成したような1台です。
このNSX-Rは、2016年にスウェーデンへと渡り、ヘッドライトの欧州仕様化や定期的な整備を経て、欧州の厳格な基準をクリア。
軽量化や高剛性化だけでなく、空力性能、足まわり、内装の質感に至るまで、妥協なき設計が徹底されました。日本国外では流通がほとんどないうえに、今回の個体のように低走行・高コンディションとなると、世界的に見ても非常に希少です。
車両重量はベース車比で10kg軽く、1270kg。量産車初の中空カーボンリアウイングやディフューザーなど空力パーツを多数採用し、ストリートカーながら確かなダウンフォースを実現しています。
リアミッドに搭載される「C32B型」エンジンは、最高出力280馬力・最大トルク304Nmを発生する3.2リッターの自然吸気V6。可変バルブタイミング機構“VTEC”と6速MTの組み合わせにより、リニアで高回転まで気持ちよく伸びるフィーリングを実現しています。
そして今回の個体は、走行距離わずか1万5806km。スウェーデンのコレクターにより大切に保管され、過去には欧州のコンクール・デレガンスで受賞歴もある“極上の1台”でした。
生産台数はわずか140台と、日本国外では流通がほとんどないうえに、今回の個体のように低走行・高コンディションとなると、世界的に見ても非常に希少です。
しかも2023年には「フオーリ・コンコルソ」、2024年には「コスタ・デル・ソル・コンクール・デレガンス」で“Future Classic”賞を獲得するなど、専門家からの評価も極めて高いものでした。
また、モータージャーナリスト・黒沢元治さん(通称:ガンさん)がドイツ・ニュルブルクリンクでタイムアタックをおこない、当時のフェラーリ「360チャレンジストラダーレ」と並ぶ7分56秒を記録。NSX-Rのトータルバランスの高さが、世界で再評価されるきっかけにもなりました。
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