VAGUE(ヴァーグ)

世界でわずか140台の“タイプRの最高傑作” ホンダ「NSX-R」がオークションで1億3000万円超え!? ネットに寄せられた反響とは

希少性・保存状態・歴史的価値が評価された1台

 2003年型「ホンダ NSX タイプR」が、イタリアで開催された「第1回ブロード・アロー・コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ・オークション」に登場しました。そんな中、ネットではさまざまな反響が飛び交っています。

2025年5月24から25日に開催された「ブロードアロー・コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ・オークション」にホンダ「NSX-R」が登場しました。(C)Broad Arrow Auctions LLC.ホンダ「NSX-R」
2025年5月24から25日に開催された「ブロードアロー・コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ・オークション」にホンダ「NSX-R」が登場しました。(C)Broad Arrow Auctions LLC.ホンダ「NSX-R」

 出品されたのは2003年式の「NSX-R」。2002年に登場した後期モデルで、NA2型NSXをベースに開発されたこのクルマは、ホンダの“タイプR哲学”を集大成したような1台です。

 このNSX-Rは、2016年にスウェーデンへと渡り、ヘッドライトの欧州仕様化や定期的な整備を経て、欧州の厳格な基準をクリア。

 軽量化や高剛性化だけでなく、空力性能、足まわり、内装の質感に至るまで、妥協なき設計が徹底されました。日本国外では流通がほとんどないうえに、今回の個体のように低走行・高コンディションとなると、世界的に見ても非常に希少です。

 車両重量はベース車比で10kg軽く、1270kg。量産車初の中空カーボンリアウイングやディフューザーなど空力パーツを多数採用し、ストリートカーながら確かなダウンフォースを実現しています。

 リアミッドに搭載される「C32B型」エンジンは、最高出力280馬力・最大トルク304Nmを発生する3.2リッターの自然吸気V6。可変バルブタイミング機構“VTEC”と6速MTの組み合わせにより、リニアで高回転まで気持ちよく伸びるフィーリングを実現しています。

 そして今回の個体は、走行距離わずか1万5806km。スウェーデンのコレクターにより大切に保管され、過去には欧州のコンクール・デレガンスで受賞歴もある“極上の1台”でした。

 生産台数はわずか140台と、日本国外では流通がほとんどないうえに、今回の個体のように低走行・高コンディションとなると、世界的に見ても非常に希少です。

 しかも2023年には「フオーリ・コンコルソ」、2024年には「コスタ・デル・ソル・コンクール・デレガンス」で“Future Classic”賞を獲得するなど、専門家からの評価も極めて高いものでした。

 また、モータージャーナリスト・黒沢元治さん(通称:ガンさん)がドイツ・ニュルブルクリンクでタイムアタックをおこない、当時のフェラーリ「360チャレンジストラダーレ」と並ぶ7分56秒を記録。NSX-Rのトータルバランスの高さが、世界で再評価されるきっかけにもなりました。

Next2003年型「ホンダ NSX タイプR」に対するネットでの反響は?
Gallery 【画像】「えっ…!」これがオークションに出品された2003年式のホンダ「NSX-R」です!(50枚以上)
シチズン「プロマスター」新作 “海の男”をうならせた頼れる1本

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】

RECOMMEND