「RX-7」なのにロータリーエンジンじゃない!? 米国オークションに“魔改造”されたFD型が登場! EV化された国産スポーツカーの価値とは
最終落札額は2万8250ドル(日本円で約438万円)
走行距離計は約300マイル表示(約480km)ですが、実走行は売り手によれば約120マイル(約190km)にとどまるとのこと。2017年に機械的故障による火災損傷が報告されましたが、その後修復され、2025年4月には雹害補修と全塗装が実施されています。

足まわりはグランドコントロール製コイルオーバーとエイバッハスプリング、KYBダンパーを組み合わせ、回生ブレーキに対応した真空ポンプと電動パワーステアリングを装備。ブレーキキャリパーは最近リビルド済みです。
なお、エアコンや純正Boseサウンドシステムは撤去済みで、ハッチシールや室内の一部に摩耗が見られますが、再塗装直後の外装は良好な艶を保っています。
オークションは米国テキサス州所在の個体を対象に2025年5月20日に終了し、最終落札額は2万8250ドル(日本円で約437万9000円)となりました。
改造費と手間を考えれば控えめともいえる結果ですが、ガソリン車の価値観とは異なるEVスワップ車特有の評価軸が反映されたと言えそうです。
ロータリーを失ったことで伝統の響きは聞こえなくなりましたが、軽量シャシーと美しいボディラインはそのままに、瞬時のトルクと回生ブレーキが加わった“新世代FD”。クラシックスポーツの楽しみ方が多様化するなか、電動化はRX-7の未来像の一つを示しています。
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歴代RX-7が追い求めてきた「純粋な走り」は、エンジンの形式を超えて受け継がれています。今回の電動FDは、その精神を新しい駆動方式で体現した存在でした。
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