VAGUE(ヴァーグ)

“ガチャ!”と響くドアは46年経っても健在! メルセデス・ベンツ「Gクラス」が“高嶺の花”でも愛され続ける理由とは

なぜ新型Gクラスはここまでの高級車になったのか?

 では、なぜここまでの高級車になったのでしょうか。

 2024年7月のマイナーチェンジで「W465」型になった新型は、ISG(Integrated Starter Generator)によるマイルドハイブリッド化をはじめ、最新世代の「ドライビングアシスタンスパッケージ」や対話型インフォテイメントシステムの「MBUX」、拡張現実を使った「MBUX AR ナビゲーション」、「キーレスゴー」などを搭載。

メルセデス・ベンツ新型「G63」
メルセデス・ベンツ新型「G63」

 メルセデスAMG G 63には、Gクラスで初めて「AMGアクティブ ライド コントロールサスペンション」が採用されました。前後アクスルに配置された電動アクチュエーターにより、各ホイールの減衰力を個別に電子制御。オンロードでは俊敏でフラットなハンドリングを、オフロードでは荒れた路面でも車体の安定性とトラクション性能を確保する高度な足回りシステムです。

 メルセデス史上、最もパワフルな3リッターの直列6気筒直噴ディーゼルターボを積むG 450 dは、ISGと48Vシステムによるマイルドハイブリッド化もあって静かでスムーズな走りを獲得しています。メルセデスAMG G 63も同様にマイルドハイブリッド化され、迫力満点の加速にスムーズさと高効率性が加わりました。

 オフローダーとしての性能向上も見逃せません。ボンネットが透けて見える「トランスペアレントボンネット」は、「360°カメラシステム」のフロントカメラとサイドカメラからの映像をもとに、車両前方下部の路面を仮想的にセンターディスプレイに表示。運転席から視認できない大きな障害物や凹凸なども確認でき、特にオフロード走行時に重宝します。

 さらに「オフロードコックピット」では、勾配や傾斜、高度、操舵角、油温、エンジン出力とトルク、タイヤの空気圧と温度、各輪のサスペンションやディファレンシャルロックの状態など、走行に役立つ情報がセンターディスプレイで“見える化”されます。

 走行モードを統合制御する「DYNAMIC SELECT」には、マイナーチェンジでオフロード専用モードの「Trail」「Rock」「Sand」が追加。たとえば「Rock」は岩場などの過酷な地形でも正確なパワー制御が可能で、より高い悪路走破性を確保します。

メルセデス・ベンツGクラスの特別仕様車「STRONGER THAN THE 1980s」
メルセデス・ベンツGクラスの特別仕様車「STRONGER THAN THE 1980s」

 そのほか前後席のシートヒーターやリラクゼーション機能、前席のシートベンチレーター、カーゴポジションなど、快適性と利便性も強化。最新世代のマルチファンクションステアリングや、従来はオプションだったアダプティブダンピングシステムの標準化などもあり、Gクラスにはメルセデスの先進技術が惜しみなく投入されています。

 こうした大幅な性能と機能向上はもちろん、近年の新車価格の高騰や、世界的なオフローダー人気の高まりも価格上昇に拍車をかけています。それでもGクラスは、変化と進化を続けながら、唯一無二の存在感で世界中のファンを魅了し続けているのです。

Gallery 【画像】あなたはどのゲレンデが好み? メルセデス・ベンツ新型「Gクラス」全グレードを写真で見る(42枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

RECOMMEND