“ボクサーツイン”の鼓動は健在 半世紀以上前のBMWクラシックバイクがオークションに登場 西ドイツで製造されたスポーツモデル「R69」の価値とは
水平対向2気筒エンジンをシャフトドライブで駆動
「ブリング ア トレーラー(Bring A Trailer)」というオークションのWebサイトに、1969年型のBMW「R69US」というオートバイが出品されました。
どんなモデルなのでしょうか。

BMWは、第二次世界大戦前からクルマだけでなくオートバイも製造していることは、クルマ好きの人ならご存じでしょう。
中でも「Rシリーズ」と呼ばれるオートバイは、空冷の水平対向2気筒エンジンを搭載してシャフトでドライブするという、ユニークなモデルです。
この方式は、1923年に登場したR32から現在のR1200まで、基本的に変わっていません。
R69USは1960年から69年に生産されたモデルで、594ccの空冷 水平対向2気筒OHVエンジンで、42馬力を発生しました。
トランスミッションは4速で、前述のようにドライブシャフトを介して後輪を駆動します。
今回出品されたR69USは、1998年にテキサスで販売され、次の所有者が2005年にレストアしたそうです。
エンジンをオーバーホールし、カラーリングをドーバーホワイトにして黒いピンストライプを入れ、ホイールも修理されました。さらに、油脂類の交換やエンジン点火系などの調整や締め付け、燃料コックとタイヤの交換も行われました。
黒い1人乗り用サドル、ハンドルバーエンドのターンシグナル、ハンドルバーに付けられたミラー、鍵付きの物入れ、2人乗り用のシート、センタースタンドなどを装備しています。
ブレーキは前後ともドラムです。
18インチの合金ホイールはベアリングが交換され、タイヤも取り替えられています。
ヘッドランプの上には120mph(約192km/h)スケールのスピードメーターとインジケーターランプを備えています。
現在、オドメーターは約2万4000マイル(約3万8400km)を示しており、そのうち約2000マイル(約3200km)は現在の所有者が走行しています。
2005年にオーバーホールされたエンジンは、オイルスリンガーを清掃し、セカンドオーバーサイズのピストンを取付け、ガスケットやポイント、コンデンサー、バルブなどを交換しています。
2009年にはキャブレターを交換しました。そのときにバルブの調整やオイルとスパークプラグ、燃料コックなども交換しています。
また今回のオークションを前に、トランスミッションとドライブシャフトのオイル類なども交換されたといいます。
この1969年式のBMW R69US、現在の入札額は5500USドル(1USドル=約148円として、約81万4000円)となっています。オークション終了は2025年7月28日とされています。最終的には、いくらで落札されるのでしょうか。
VAGUEからのオススメ
ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】