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加速性能は“スーパーカー”並!? ボルボ新型「EX30クロスカントリー」日本上陸 実際に乗ってわかった「乗り心地と速さの両立」とは

0-100km/h加速が3.7秒というスーパーカー並の速さ

 新型EX30クロスカントリーの走りについては、クロスカントリーとして相応しく、前述のとおり新たにツインモーターと専用の足まわりが与えられたことで、既存の標準のEX30とは少なからずフィーリングが変わっています。

 ドライブした第一印象は、とても速くてとても乗り心地がよかったです。

ボルボ新型「EX30クロスカントリー」の走り
ボルボ新型「EX30クロスカントリー」の走り

 最高出力200kW(272馬力)と最大トルク343Nmのリアモーターに加えて、フロントに同115kW(156馬力)と200Nmという、いずれも比較的スペックの高いモーターと、その間の床下に69kWhのバッテリーを搭載しており、車両重量は1880kgとけっして軽くなく、若干車高が高められていながらも、航続距離は500kmに達しています。

 ちなみに、標準のEX30の2WDは560kmです。

 驚いたのは、新型EX30クロスカントリーの0-100km/h加速が3.7秒という速さです。

 性能の高さをあまり強く訴求するわけでもない一般的な量販モデルでありながら、0-100km/h加速が3秒台というスーパーカー並の速さを、しかもこの価格帯で味わえるところもEX30ならではです。

 乗り心地もコツコツや突き上げがぜんぜん気にならず、往年のボルボを思い起こさせるソフトな味付けとなっています。

 一時期の車高を上げたボルボ車は操縦安定性を優先して足まわりが硬めにされていたものですが、新型EX30クロスカントリーは違います。

 操舵力が軽いステアリングもこの足まわりに合っていて、しなやかでよく動きながらも動きすぎないので、あまり修正舵を要することもありません。個人的にも好みな乗り味です。

 こんなに良いとは想像を超えていました。

 4WDでもリアのほうが駆動力が強いので、よりハンドリングにも意のままに操れる感覚が損なわれていません。

 ワインディングを走るとなるとやや挙動が大きく出るため、全体的にひきしまった味付けの標準のEX30のほうが向いていることには違いなさそうですが、オフロードや雪道では凹凸を巧くいなしながら路面をしっかり捉えてくれて、不快な思いをすることなく走れそうです。

 EX30の特徴であるパノラマ・ガラスルーフは、新型EX30クロスカントリーにも標準装備されます。ルーフ全面におよぶ大開口により開放感は抜群です。いちはやくボルボが取り入れたGoogleによるインフォテイメントも、より使いやすいように進化したほか、先進運転支援装備も機能の充実が図られています。

 新型EX30クロスカントリーの価格は649万円で、CEV補助金は36万円となっています。競合しそうなライバルとスペックや装備を比べてみると、内容的にはずっと買い得感が高いことに気づかされます。

 このところボルボ全体の販売で6台に1台がBEVという計算になるそうですが、新型EX30クロスカントリーのように魅力的な仲間が加わり選択肢も増えたので、ますますその比率は上がっていくことでしょう。

ボルボ新型「EX30クロスカントリー」
ボルボ新型「EX30クロスカントリー」

●VOLVO EX30 Cross Country Ultra Twin Motor Performance
ボルボEX30クロスカントリー ウルトラ ツインモーター パフォーマンス

・車両本体価格(消費税込):649万円
・オプション込試乗車価格(消費税込):671万2750円
・全長:4235mm
・全幅:1850mm
・全高:1565mm
・ホイールベース:2650mm
・車両重量:1880kg
・モーター最高出力(前):156ps/6000−6500rpm
・モーター最高出力(後):272ps/6500−8000rpm
・モーター最大トルク(前):200Nm/5000rpm
・モーター最大トルク(後):343Nm/5345rpm
・一充電走行可能距離:500km
・交流電力量消費率:161Wh/km
・駆動方式:AWD
・乗車定員:5名

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「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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