日本導入にも期待! 英国で初披露された電動プレミアムセダン新型「マツダ6e」に注目が集まる理由とは
スタイルと走りを進化させた次世代ラージセダン
英国マツダは、2025年8月22日から24日に英国ハンプシャー州のラバーストーク・パーク・ファームで開催された「CarFest 2025(カーフェスト2025)」において、新型「マツダ6e」を英国国内で初披露しました。

EV(電気自動車)の新型マツダ6eは、かつてのマツダ6(旧アテンザ)の実質的な後継となるプレミアムラージセダンであり、電動化時代における“人馬一体”の進化系として注目を集めています。
ボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1491mm、ホイールベースは2895mm。全幅はマツダのSUV「CX-60」や「CX-80」と同等であり、ゆとりある室内空間や堂々としたプロポーションも魅力のひとつです。
最大の特徴は、従来の内燃機関モデルで培ってきたドライビングフィールを、電気自動車でも忠実に再現し、さらに進化させた点にあります。リア駆動レイアウトに加え、マルチリンク式リアサスペンションや前後50:50の理想的な重量配分を採用。さらに「ノーマル」「スポーツ」「インディビジュアル」の3種の走行モードを用意し、アクセルレスポンスや回生ブレーキの強さ、ステアリング特性を細かく調整可能です。0-100km/h加速は8秒未満、最高速度は175km/hと、EVとして十分な動力性能を誇ります。
パワートレインは、258馬力(190kW)と245馬力(180kW)の2種類から選択可能で、いずれも最大トルクは320Nm。バッテリー容量は68.8kWhと80kWhの2種類が用意されており、航続距離はそれぞれ最大約300マイル(約482km)、約345マイル(約555km)を実現します。200kWの急速充電に対応し、わずか15分の充電で約233km分の電力を回復することも可能です。
インテリアでは“Ma(間)”の美意識と先進技術が融合。14.6インチの大型タッチスクリーンと10.2インチのデジタルメーター、ARヘッドアップディスプレイを組み合わせた「スマートコクピット」は、3種の表示モード(ミニマル/クラシック/カスタム)と雪用カラー変更まで備える徹底ぶり。加えて、14スピーカーのソニー製プレミアムサウンドや外部スピーカーによる演出など、五感を刺激する装備も充実しています。
さらに注目なのが「ウェルカムモード」と呼ばれるホスピタリティ機能です。ドライバーがクルマに近づくと、ドアハンドルやミラーが展開し、ライトが点灯。シートは自動で10cm後退して乗降性を高めるなど、“おもてなし”の心を随所に感じさせる設計となっています。Bluetoothキーシェアや遠隔操作が可能な「Mazda6eアプリ」によって、スマートフォンから車両の操作や充電管理も行える点も利便性の高さを示しています。
日本では2024年春にマツダ6の販売が終了し、現在はラージセダンのラインナップが存在しない状態です。そうした中で披露された新型マツダ6eは、電動化とプレミアム感を両立した“新たな柱”として、国内導入を待ち望む声が日に日に高まっています。

新型マツダ6eに対してSNSでの反響は?
では、英国で初披露された新型マツダ6eに対して、SNSではどのような声が寄せられているのでしょうか。
SNSでは、「すっきりとしたデザインで綺麗」「マツダらしいお洒落なデザインがいい」「初代センティアを思い出す」といったスタイル面を評価する意見が多く見られました。その一方で「サイズが大きすぎて日本市場には合わない」「戦車のような迫力」と、ボディの大きさに懸念を示す声も上がっています。
また「日本で販売してほしい」「もう少しコンパクトサイズなら候補になる」といった導入への期待もあり、想定価格については「400万円前後では」「PHEVなら600万円ほどか」といった推測も飛び交っています。デザインの評価と「ぜひ日本導入を」と望む声が入り混じった反応となっています。
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