4.4リッターV8ツインターボは「史上最強の635馬力」を発生! 最新の「レンジローバースポーツSV」は異次元の感動を味わえる“極上のSUV”
次元の異なる感動を味わえる「レンジローバースポーツSV」
職業柄、筆者(工藤貴宏)は1年間に数十台のクルマに試乗する機会に恵まれます。どのモデルにも光る部分があるのですが、ときに「これはスゴい!」と驚かされるモデルに出合うことも。予想を超えた次元の異なる感動を与えてくれるモデルがあるのです。

本記事でフォーカスする「レンジローバースポーツSV」は、まさにそんな1台。「レンジローバースポーツ」のフラッグシップモデルで、従来は「SVR」と呼ばれていました。初登場は2023年6月で、現在は2025年モデルである第2弾「エディションTWO」がリリースされています。
「レンジローバースポーツ」といえば、思い出すのが2005年に登場した初代モデルです。それは実に衝撃的な体験でした。
それまで「レンジローバー」といえば、ゆったりと上品に走るモデル、というイメージが強かったのでしたが、「レンジローバースポーツ」はまるで突然変異したかのような変化球。上位グレードにはジャガーの高性能モデルゆずりの4.2リッタースーパーチャージャーつきV8エンジンを搭載し、速さと刺激をアピールしていたのです。
390psという最高出力(後期型は排気量アップによってさらに510psへと出力アップ)は、2.5トンを超えるボディながら驚くほどの速さを実現していました。
それ以上に驚いたのが、硬く締め上げられたサスペンションです。まさに「パワフルなエンジンに硬い足を組み合わせたスポーツSUV」という潔いほどのねらいが感じられたのです。
●重くて重心の高いSUVとは思えぬコーナリング性能
あれから20年。「レンジローバースポーツ」の最新かつ最上級モデルをドライブしてまず驚いたのは、極上の乗り心地でした。
「レンジローバースポーツSV」は、「レンジローバー」史上最もパワフルな4.4リッターのV8ガソリンターボエンジンを搭載。最高出力は635psを発生します。
そのエンジンはレスポンスが鋭く、高回転域で勢いが増すエモーショナルさもしっかり備えています。従来モデルのそれと比べて荒々しさは薄れましたが、緻密で洗練された高揚感を提供してくれます。
それでいて、サスペンションは驚くほどしなやかで、まるでラグジュアリーサルーンのようなコンフォートな乗り心地を実現しています。
世界初となる油圧連動式“6Dダイナミクスエアサスペンション”が、その要因となっていることは間違いありません。
そう書くと「キバを抜かれたのか?」と思う人がいるかもしれませんが、心配はいりません。
今回、中速のワインディングも試乗してみたのですが、ステアリングに備わるボタンで瞬時に選べる「SVモード」に切り替えると、まるで水を得た魚のように軽快に走ってくれるのです。
それは「スイスイ」というよりも「グイグイ」といった方が適切な乗り味。2.5トンを超える車重、しかも、重心の高いSUVとは思えないほどのコーナリング性能を発揮してくれるので、ドライブしていてまるで夢を見ているようです。
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