777馬力の“フラット6”をミッドシップに搭載! 12年前のRUF「CTR3クラブスポーツ」がオークション登場 世界で7台 右ハンドル仕様は唯一の“幻のポルシェ”とは
唯一の右ハンドルともされる個体がオークション登場
2025年8月28日、イギリスのオンラインオークションサイト「Collecting Cars(コレクティング カーズ)」に、RUF「CTR3 Clubsport(CTR3クラブスポーツ」が出品されました。世界で7台しか存在しない超希少車として注目を集めています。

ドイツの名門RUFが手がける「CTR3クラブスポーツ」は、ポルシェ911をベースとした従来のRUFモデルとは異なり、カナダのマルチマチック社と共同開発した専用シャシを採用する唯一無二の存在です。フロントには911 GT3 RS由来の要素を残しながらも、リアは専用のチューブラーフレームによりミッドシップレイアウトを実現。クラブスポーツ仕様ではワイドなフェンダーやカーボン製固定式リアウイングを備え、よりアグレッシブなスタイルに仕立てられています。
心臓部には、3.7リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。標準仕様のCTR3が最高出力691馬力を発揮するのに対し、クラブスポーツでは大幅に強化され最高出力777馬力・最大トルク980Nmを発揮します。0-60mph(約96km/h)加速はわずか3.0秒、最高速度は380km/hに達するなど、そのパフォーマンスは現代のハイパーカーと比肩する水準です。
足まわりにはマルチリンク式の専用リアサスペンションを採用し、15インチのカーボンセラミックディスクと6ピストンキャリパーによる強力な制動性能を確保。7速デュアルクラッチトランスミッション(PDK)により、圧倒的なパワーをスムーズに後輪へ伝えます。エクステリアはシルバーに仕上げられ、室内にはカーボン製バケットシートやブラックレザー内装、カーボントリムが奢られ、軽量性と上質感を兼ね備えています。
今回の出品車は、2013年にRUFシンガポールを通じて新車販売された個体で、納車後はほとんど走行されないまま長らく保管されてきました。2017年に英国へ輸送され、2024年11月にイギリスの運輸当局DVLAに登録。2025年にはドイツのRUF本社で約2万ユーロ(約320万円)を投じた大規模メンテナンスが実施され、エンジンやギアボックスの整備、タイヤ交換まで完了しています。
さらに、この個体は世界にわずか7台とされるCTR3クラブスポーツのなかでも、唯一の右ハンドル仕様と伝えられており、コレクターズアイテムとしての価値を一層高めています。新車同然のコンディションと極端な希少性を兼ね備えたこの一台は、コレクターにとって垂涎の存在となることは間違いありません。
オークションは2025年9月4日まで開催されており、落札予想価格は明らかにされていませんが、数億円規模の高額落札となることは必至とみられます。
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