進化した「雪も走れる夏タイヤ」ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」はどう進化? 同時に登場した「クロスクライメート3スポーツ」との違いとは
実際にテストコースで走ってみた
栃木県のGKNのテストコースで新しい「クロスクライメート3」に試乗したので、そのインプレッションをお伝えしましょう。

高速周回路で205/55R16 94VXLの「クロスクライメート3」を履いたカローラツーリングに乗りました。
直線ではハンドルのニュートラル付近では遊び感がなく、手応えは穏やかでまろやかな感じがミシュランらしく良かったです。
車線変更ではハンドルを切ればついてくるし、グリップの粘り感があるので安心感が高いです。ここもミシュランらしくグリップのピークが穏やかでジワっと止まる感じでした。
余談ですが、現在わが家のBMW「X1 xDrive20d(U11)」にはダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」を履かせていますが、味付けの違いを感じました。
シンクロウェザーはニュートラル付近の反応はダイレクトでシャープ、車線変更時のグリップ感もケース剛性が高くガチっと止まる感じです。同じオールシーズンタイヤでもグリップ感、味の違いを感じました。
ウェット路面でもテスト走行しました。「クロスクライメート3」では、80km/hから0のフルブレーキです。
新品タイヤと残溝2mmのタイヤ比較をおこないます。残溝2mmでは、スピードが速いときに水の上を滑っていく感じで制動距離が伸びましたが、ピークμは新品より高く、スピードが落ちてから急激に減速力が高まる感じです。制動距離は残溝2mmでは約39メートルでしたが、新品タイヤは約35メートルでした。
ウェットハンドリングコースでは225/40R18 92YXLの「クロスクライメート3スポーツ」を履いたゴルフeTSIを試しました。比較用に「クロスクライメート2」も乗りました。

一番感心したのは、濡れたカーブでコーナリング中にハンドルを切り足すと、それに忠実にノーズをインに向けてくれることでした。
粘りのグリップにより安心感が高かったです。コーナリング中にアクセルを踏み込んでいったときにもウェットトラクションの強さを感じました。
これはオールシーズンタイヤのレベルではなく、確かにスポーツタイヤの領域に入っています。先代の「クロスクライメート2」でも悪くないものの、走り味、安心感ともに優位な「クロスクライメート3スポーツ」を知ってしまうと、こちらが欲しくなります。
予想以上に進化したミシュランのオールシーズンタイヤに注目です。
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