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進化した「雪も走れる夏タイヤ」ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」はどう進化? 同時に登場した「クロスクライメート3スポーツ」との違いとは

ミシュラン人気オールシーズンタイヤが3代目に進化

 ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」が登場しました。クロスクライメートの3世代目になります。

ミシュランの新オールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」を装着したカローラスポーツでテスト
ミシュランの新オールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」を装着したカローラスポーツでテスト

 筆者は「クロスクライメート+ZP」と呼ばれる、初代クロスクライメートのランフラットタイヤをBMW320i(G20)に履いて4万km以上走りました(VAGUEにレポートあり)が、2セット目も同じタイヤを選んで履くほどその走り味が気に入りました。

 2世代目の「クロスクライメート2」では、初代よりロングライフになりました。

 そして今回登場した、3世代目の「クロスクライメート3」は、ロングライフはもちろんですが環境性能も高くなり、31%は再生可能素材で製造されます。

 転がり抵抗ラベリング「AA」を獲得し、低燃費タイヤとして認められています。回転方向指定のV型トレッドパターンは同じですが、細部で進化したことにより静粛性が向上しています。

 さらに3世代目には「クロスクライメート3 SPORT(スポーツ)」も加わりました。

 これはスポーツカーやプレミアムカーのユーザーが求めるドライ路面、ウエット路面での高速安定性やハンドリング性能を引き上げたものです。ミシュランのパイロットスポーツのテクノロジーを採用したタイヤです。サーマルアダプティブコンパウンド2.0、アラミド・ナイロンベルトを採用することにより、スピードレンジは「Y」(=マックス300km/h)で、ウエットラベルも「a」グレードを取得しています。

「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」の棲み分けは、タイヤサイズにより以下のように分けられています。
●クロスクライメート3:全35サイズ
リム径16インチ〜20インチ
タイヤ幅195〜285mm
偏平率35〜65%

●クロスクライメート3スポーツ:全27サイズ
リム径18インチ〜21インチ
タイヤ幅205〜295mm
偏平率35〜55%

ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」(奥)と「クロスクライメート3スポーツ」(手前)
ミシュランのオールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」(奥)と「クロスクライメート3スポーツ」(手前)

 昔は「夏タイヤ」と雪道を走れるようにした冬用の「スノータイヤ」の2種類でした。アイスバーンを走れるスパイクタイヤの時代もありましたが、粉塵公害問題が起きてスタッドレスタイヤに置き換わりました。そして夏も走れるしそのまま冬の雪道も走れるオールシーズンタイヤが誕生しました。

 降雪地域では冬季は雪道かアイスバーンになるので冬用のスタッドレスタイヤが必要ですが、たまにしか雪が降らない非降雪地帯のクルマにはオールシーズンタイヤで十分間に合います。

 東京では雪が降るとあちこちでスリップして立ち往生するクルマを多く見かけますが、オールシーズンタイヤを履いていればその心配も減ります。また夏タイヤと冬タイヤの両方を用意して秋と春にタイヤ交換する手間もなく、タイヤを保管するスペースや費用も不要になるというメリットもあります。

 高速道路の冬用タイヤ規制でもスノーフレークマークが刻印されているクロスクライメートシリーズなら、冬用タイヤとしても認められているので走ることができます。

Next実際にテストコースで走ってみた
Gallery 【画像】人気のオールシーズンタイヤが進化!「クロスクライメート3」と「クロスクライメート3スポーツ」の違いとは?(21枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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