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10年前の「白いフェラーリ」がオークションに登場 “最後の自然吸気V8”搭載の「458スペチアーレ」にはどんな価値がある? 気になる落札予想価格とは

走行距離は2000マイル未満のワンオーナー車

 2025年9月25日に米国アイダホ州ハイレイで開催されるRMサザビーズのオークションに、2015年型のフェラーリ 「458スペチアーレ」が出品されます。

 どんなクルマなのでしょうか。

オークションに登場した2015年型のフェラーリ「458スペチアーレ」Kegun Morkin(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに登場した2015年型のフェラーリ「458スペチアーレ」Kegun Morkin(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 フェラーリ458スペチアーレは、「458イタリア」をパワーアップし、デザインも小変更されて2013年にフランクフルトモーターショーで発表されました。

「モダン クラシック」と呼ばれる458スペチアーレは、現在コレクションとしての価値を高めています。それは、フェラーリ最後の自然吸気V8エンジン搭載ロードカーの特別仕様車だからだけではありません。

 ピニンファリーナがデザインした最後のミッドシップエンジン・フェラーリであり、メカニカル的にもデザイン的にも、フェラーリのひとつの時代の終焉を告げるクルマだからです。

 今回の458スペチアーレは、出品者であるオーナーに新車で納車され、走行距離は2000マイル(約3200km)にも達していません。

 ボディカラーはビアンコ アヴスと呼ばれる白にグレーのスペシャルストライプ入り、インテリアは黒いアルカンターラです。

 赤いブレーキキャリパー、AFS(アドバンスト フロントライト システム)、フロントサスペンション リフター、チタン製エキゾーストパイプ、パーキングセンサー、赤いインテリアステッチなど、人気のオプションを多く装備しています。

 ソルトレークシティで定期的なサービスを受け続け、直近では2025年6月に主要なサービスを受け、そのときの走行距離は1832マイル(約2931km)でした。このとき、新品のミシュランタイヤも装着されました。

 さらに、フロントガラスには飛び石傷防止のクリアプレックスが施され、ボディ前面の表面には工場出荷時のペイントプロテクションフィルムが残されています。

 オーナーによると、このクルマは常に空調が管理された室内で保管されてきたそうです。

 458スペチアーレは発表されてから10年以上が経ちましたが、その前身である360チャレンジ ストラダーレや430スクーデリア、そして後継のターボ搭載車である488ピスタよりも、高い人気を保っています。

これは間違いなく、フェラーリの歴史において458スペチアーレが重要な位置にあることを示しています。

 サーキットではスリリングな走行を楽しむことができながら、公道では快適な乗り心地を提供し、しかも21世紀のスーパーカーにふさわしい装備が充実しています。

 しかも、その装備はいかなる場所でもドライビングプレジャーを損なうことはありません。

 この2015年型のフェラーリ 458スペチアーレ、オークションでの落札予想価格は80万USドル〜90万USドル(1USドル=約148円として、約1億1840万円〜約1億3320万円)と予想されています。

Gallery 【画像】最後の「フェラーリらしいフェラーリ」 10年前に登場した458スペチアーレを写真で見る(30枚)
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