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21年前の「黄色いフェラーリ」がオークションに登場 意外とお買い得かも!? 希少な6速マニュアルの「360スパイダー」とは

イエローのボディカラーにブラックのインテリア

 2025年10月11日にスイスのチューリッヒで開催される、RMサザビーズのオークションに、2004年型のフェラーリ「360スパイダー」が出品されます。

 どんなクルマなのでしょうか。

オークションに登場した2004年式フェラーリ「360スパイダー」Neil Fraser(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに登場した2004年式フェラーリ「360スパイダー」Neil Fraser(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 フェラーリを21世紀に確固たる地位に押し上げたのは、360だったといっても過言ではないでしょう。

 1999年にクーペモデルから登場した360は、アルコア社との提携で実現した革新的なオールアルミ構造を採用しました。

 3.6リッターのV8エンジンは軽量合金製で、ニカシル処理したシリンダーライナーとドライサンプ潤滑システムを採用して、最高出力は約400馬力、最高速度は295km/hに達しました。

 ピニンファリーナがデザインしたアルミ製ボディは、それまでの8気筒フェラーリから大きく変わり、クラシックなフロントグリルを廃して左右に2つのラジエター用エアインテークを採用しました。

 それでも、リアフェンダーのスクープは「250LM」や「ディーノ」からインスパイアされたデザインを継承していました。

 2000年のジュネーブモーターショーで、フェラーリは「360スパイダー」を発表しました。

 先進的な設計でオープン化に伴う構造補強は最小限で済み、車両重量増はクーペに比べてわずか60kgに抑えられました。

※ ※ ※

 今回の出品車は、ジアッロ モデナと呼ばれる鮮烈なイエローのボディカラーに、ネロ(黒)のソフトトップ、インテリアもネロのレザーで、レーシングシートも装備しています。

 チャレンジ仕様のリアグリルとスクーデリア フェラーリ チャンピオンシップのロゴはオプション装着されています。

 6連装CDチェンジャーも装備しています。

 トランスミッションは6速MTで、クラシックなゲート式シフトレバーで操作します。これにより、フェラーリが追求する究極のドライビング体験を味わうことができます。

 ちなみにこのボディカラーにマニュアルトランスミッションの組み合わせの360スパイダーは世界で20例のみだそうです。

 2004年4月にスイスのウルドルフにある販売店で新車納車され、初代オーナーはチューリッヒ在住者でした。

 今回のカタログ作成時点でのオドメーターは4万6538kmを表示しています。

 工具キット、フェラーリ関連書籍やマニュアル、ロールバー用のウインドスクリーンが付属しています。

 サービスブックを見ると、定期的なメンテナンスが継続的に行われてきたことが分かります。

 直近では、2024年2月に年次点検が実施されています。

 見た目にも美しく、しかもドライブする興奮も味わえる、オープン リアミッドシップの自然吸気フェラーリは、どんなコレクションにも映える見事な1台となるでしょう。

 この2004年型のフェラーリ360スパイダー、オークションでの落札価格は、8万スイスフラン〜9万スイスフラン(1スイスフラン=約187円として、約1500万円〜約1680万円)と予想されています。

Gallery 【画像】イエローのフェラーリってカッコいい! 2004年式「360スパイダー」を写真で見る(24枚)
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