おしゃれデザインが高評価の日産 新型「ルークス」リアシートの完成度は? 人気の軽スーパーハイトワゴン界に誕生した新モデルの気になる「後席の居住性」
ロングドライブでも疲れにくい新設計の後席を採用
そんな新型「ルークス」のリアシートは、スペースに制約のある軽自動車でありながら、大人もくつろいで移動できる空間に仕上がっています。

従来モデルと同様、新型「ルークス」のリアシートはその広さに驚かされます。
650mmというクラストップの開口幅が確保されたスライドドアからアクセスすると、後席の足元スペースは軽自動車の概念を超えそうなほどの余裕があります。
リアシート自体は、左右分割で320mmもスライドさせることが可能。ヒザ前スペースは従来型と同じくクラストップ795mmと広大で、後方にスライドさせた状態では大柄な大人が足を組んで座ってもまだゆとりがあります。
新型「ルークス」の後席には、心地よくロングドライブでも疲れにくい“ゼログラビティシート”が採用されていますが、さらに従来モデル比で座面が23mm長くなった恩恵で乗員の太もも裏の接地面が拡大。大人でも太もも全体を支えられている安心感があります。
さらに、日産車として初めてシート表皮に“メランジ生地を採用したのも見逃せません。これは衣類や寝具などに使われるソフトで伸びのある素材で、体圧を分散するシート形状と相まって、包み込まれるような心地よさを実現。また、すべりにくいことから、移動時の乗員の体の揺れを抑えて車酔いを抑えるメリットなどもあります。
リアシートに座って改めて周囲を見渡すと開放感が高いことに気づきます。窓が大きい上に、室内高は1400mmとゆとりたっぷり。また、シートの配置や各部のカラーリングなども“閉塞感”を与えないよう配慮されています。これなら大人が乗っても窮屈に感じることはないでしょう。
そんなリアシートは、後席乗員のためのおもてなし装備が充実しています。
後席背もたれのリクライニング機構に加えて、一部グレードにはフロントシート背もたれ背後の折りたたみ式パーソナルテーブルやサイドウインドのロールサンシェード、空調効果を高めるリヤシーリングファン、スマホなどの充電に重宝するUSB-C電源ポートを装備。静粛性や乗り心地にも配慮されているので、ロングドライブでも快適に移動できそうです。
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サイズの制約のある軽スーパーハイトワゴンでありながら、新型「ルークス」は広くて快適、さらに開放的なリアシートを備えていることが分かりました。高速走行を伴うロングドライブやレジャーシーンでも仲間や家族と快適な移動を楽しめることでしょう。
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