家族で乗り続けて16万キロ…それなりに“ヤレた”「80スープラ」が米国オークションに登場 “意外な価格”で落札された理由とは
ロールケージに社外マフラー イジり倒した1993年式「80スープラ」の価値
一方、高値で取引されるのは、必ずしも低走行距離の個体ばかりではないようです。

2025年9月にアメリカで落札されたあるA80型のスープラは、走行距離がおよそ10万マイル(約16万km)であるにもかかわらず、6万1500ドル(約910万円)で落札されています。
「ルネッサンス・レッド」のエクステリアカラーが印象的な1993年式のこの個体は、内外装ともに30年以上の歴史を感じさせる状態です。
また、右側のリアは再塗装されており、その際にリアワイパーとパワーアンテナが取り外され、後期型ヘッドライトとテールライトが取り付けられています。
この個体は、サーキットでおこなわれるレースに使用できるようにカスタムが施されており、心臓部に搭載された3リッター直列6気筒エンジンも、給排気システムなどがアップグレードされています。
6速MTにもパフォーマンスクラッチや軽量シングルマスフライホイールが組み合わされています。
さらに、キャビンは軽量化のために一部が剥ぎ取られており、パイパー・モータースポーツ製の特注ロールケージに加え、スパルコ製5点式ハーネスとペダルカバーが装備されているなど、完全にサーキット仕様となっています。
このA80型のスープラは、売主の義父が1993年に購入した後、1997年に売主が相続したといいます。
つまり、親子2代にわたって乗り継がれてきた個体であるため、そのヒストリーは明確というわけです。
くわえて、カスタムの際に取り外した各パーツや各種書類も付属しており、そうした部分も価格に反映されているものと考えられます。
※ ※ ※
A80型のスープラは、排ガス規制などの影響から2002年に生産を終了しています。
その後、2019年には通算5代目となる「DB型」が登場していますが、2025年をもって生産終了となることが発表されています。
現時点では次期スープラの存在については明かされていませんが、多くのファンがその復活を待ち望んでいます。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】