ふつうのM3とは何が違う!? わずか67台しか作られなかった14年前のE90型「M3CRT」がオークションに登場 走行わずか168キロの“ほぼ新車”の価値とは
通常M3と比較して約70kgの軽量化を実現
2025年10月18日にドイツ・ミュンヘンで開催される予定のRMサザビーズのオークションに、2011年式BMW「M3 CRT」が出品される予定です。
どんなクルマなのでしょうか。

BMW M3は、1985年に2代目3シリーズ(E30)ではじめて登場しました。もともとグループA用のホモロゲーションモデルとして登場、世界ツーリングカー選手権や各国のツーリングカーレースで活躍しました。
今回、オークションに出品される予定のM3 CRTは、M3としては4代目となるE90型ベースのモデルです。
CRTとは「カーボン・レーシング・テクノロジー」の略で、2011年に発表されました。これは初期の「i3」「i8」に採用されることになるカーボン構造をさりげなくアピールするものでした。
M3 CRTはボンネットやシート、リップスポイラーにカーボン複合材を使用することで、標準仕様のM3と比較して約70kgの軽量化を実現。ただし車両価格はM3通常モデルと比較してほぼ倍増しました。
そのため生産台数はわずか67台に限定され、ボディカラーはフローズン・ポーラー・シルバーのみで、ベントと再度切るにはメルボルン・レッドのアクセントがあしらわれていました。
搭載エンジンは4.4リッターV8自然吸気、デュアルクラッチ・トランスミッションが組み合わされています。
今回オークションに出品予定の個体は、2011年9月28日に製造されましたが、ノルウェーの最初のオーナーに納車されたのは2012年6月でした。その後2016年2月にThe Best of M Collectionが購入しました。
走行距離はカタログ掲載時点でわずか168kmと、ほぼ新車の状態を保っています。
予想落札価格は17万ユーロから22万ユーロ(1ユーロ175円として日本円で約2990万円から約3870万円)とされています。
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