落札予想は5億円以上!? ワンオーナーで走行距離1万キロ未満 極上の赤いフェラーリがオークション登場 高騰を続ける「F40」とは
触媒とアジャスタブルサスペンション付きのワンオーナー車
英国ロンドンで開催されるRMサザビーズのオークションに、1991年型のフェラーリ F40が出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

フェラーリの記念日を祝して登場するモデルのルーツとして、F40は紛れもなく特別な「跳ね馬」の1台でしょう。
そして、これがエンツォ・フェラーリがプロデュースした最後のフェラーリとなったのでした。
F40はポルシェ959などと対決すべく、288GTOから開発されたFIAグループBのコンペティションマシンとして開発されました。
このグループBのレースはキャンセルされましたが、開発は続けられ、最初に作られた5台の288GTO エボルツィオーネがフェラーリ40周年記念モデルのベースとなりました。
こうして誕生したF40は、空力的に優れたカーボンファイバーとケブラー製のボディに471馬力と425ポンドフィート(約576Nm)を発生する2.9リッターのインタークーラー付きV8ツインターボエンジンを搭載し、レーシングカーに近い簡素なコクピット トリムを採用していました。
0‐60mph(約96km/h)加速は3.8秒、最高速度は201mph(約322km/h)を達成し、これはポルシェ959やランボルギーニ カウンタックを上回っていました。
1987年のフランクフルト モーターショーで発表されたF40の生産台数は当初400台の予定でしたが、オーダーが殺到したことで1315台が生産されました。
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今回出品されたF40は、ワンオーナーが最小限の使用で31年以上維持してきた、触媒コンバーターとアジャスタブルサスペンションを装着した「キャット/アジャスト」仕様です。
保証書や正規販売店の情報によると、このシャシナンバー「88605」は1991年2月に完成しました。
このF40は英国の販売店から注文され、最初のオーナーは1991年10月に売却しましたが、3年後に現在の所有者が入手し、その後31年以上も所有しています。
2025年2月に、カムベルトと燃料タンク エレメントの交換、ホイール修復、エアコンガス再充填、シートとヘッドライナーの張り替え、そして新品のピレリ タイヤの装着など大規模な整備を受け、作業の総額は約4万9000ポンド(約930万円)もかかりました。
現在、オドメーターは5346マイル(約8554km)を表示しており、この数値は英国の車検制度であるMoTで裏付けられています。
しかも、エンジンやギアボックス/トランスアクスル、ボディワークがすべてオリジナルの「マッチングナンバー」であることが認証されています。
取扱説明書や販売店からの書簡、保証書、車検証明書や整備明細書などが入った革製のポーチも付属しています。
31年以上にわたってワンオーナーに大切に維持されてきましたが、レストアはされていないので、わずかな経年変化は見られます、
この1991年型のフェラーリ F40「キャット/アジャスト」、オークションでの落札価格は240万UKポンドから280万UKポンド(1UKポンド=約202円として、約4億8480万円〜約5億6560万円!)と予想されています。
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