世界限定100台 メルセデスが作った6輪の“陸の覇王”をさらにブラバスがチューニングした孤高の1台!「G63AMG G700 6✕6 byブラバス」とは
ブラバスチューンで115馬力・100Nmアップされた特別なGクラス
2025年12月にUAE(アラブ首長国連邦)アブダビで開催されるRMサザビーズ主催のオークションに、2016年式メルセデス・ベンツ「G63AMG G700 6✕6 byブラバス」が出品される予定です。
どんなクルマなのでしょうか。

ドイツ・ルール地方に拠点を置く名門チューナー「ブラバス」は、過去半世紀にわたり、メルセデス・ベンツ各モデルの性能向上とカスタムを手がけてきたブランドとして知られています。
小さなスマート「フォーツー」のチューニングから、長年愛され続けてきたGクラスの再解釈まで、その活動範囲は極めて幅広いものです。
初代Gクラスの生産終了が近づいた2013年、メルセデス・ベンツは自らの“究極進化形”として「G63AMG 6✕6」を発表しました。3つのポータルアクスルと駆動輪6輪、さらにピックアップトラック風の荷台を備えたこのモデルは、通常より1m以上も延長されたフレームを採用し、車高も2mを大きく超えるほどに上げられています。
その圧倒的な存在感は、世界でも有数の“公道を走れるモンスター”と呼ぶにふさわしいものでした。
このG63AMG 6×6はわずか約100台のみが製造されました。
今回オークションに出品される予定の1台も、その希少なモデルです。2015年5月に完成した本車両は、オブシディアンブラックのメタリックボディにブラックのデジーノ・レザーインテリアという組み合わせで、リアエンターテインメントスクリーン、ハーマンカードンLogic7サラウンドシステム、バックカメラ、前後シートヒーター、AMGパフォーマンスステアリング、カーボントリムなど、豪華装備が揃っています。
ブラバスは、この過激なベースモデルをさらに磨き上げるべく「G700」アップグレードを設定しました。
この個体にはパワーエキストラB40-700キットが施工されています。ECUに追加されたプロセッサ制御式モジュールにより、5.5リッターV8ツインターボは700馬力へと引き上げられ、標準比で115馬力増。トルクも850Nmから950Nmへ大幅に向上しています。
トランスミッションは7速AMGスピードシフト・プラス7G-トロニックで、排気は新設の可変バルブ付きエキゾーストを通じて放たれます。
エクステリアでは、フロントバンパー、サイドステップ、カーボン製エンジンカバー、ルーフLEDやシグナルフレアの追加に加え、ブラバスバッジが随所にあしらわれています。
インテリアはブラバス・ファインレザーで全面張り替えられ、ブラックのキルティングレザーにレッドのアクセントやステッチが映え、ヘッドレストやフロアマットにはブラバスのロゴが刺繍されています。
さらに、車内のスイッチで操作可能なオンボード空気圧調整システム、オーリンズ製ダンパー、18インチのハッチンソン製ビードロックホイールとオフロードタイヤを装備。付属品として、オーナーズガイド一式とブラバスの認定証が提供されます。走行距離はわずか6459kmです。
世界広しといえども、このブラバス製6輪ゲレンデのようなインパクトを放つ自動車はほとんど存在しません。
この2016年式メルセデス・ベンツ「G63AMG G700 6✕6 byブラバス」、落札予想価格は70万ドルから85万ドル(1USドル=155円換算で日本円で約1億863万円から1億3190万円)とされています。
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