落札価格は4億円超え!カーボン剥き出し“無塗装”の「超希少なポルシェ」がオークションに登場 走行距離4700キロの極上「918 スパイダー」とは
4億5000万円でも安すぎ!? 特別な918 スパイダーがオークションに登場
2025年8月、2015年式のポルシェ「918 スパイダー」が海外のオークションに出品され、落札されました。
極めて希少な1台はどのように評価されたのでしょうか?
2013年9月、ポルシェは「918 スパイダー」を世界初公開しました。
次世代のスーパースポーツカーとして開発された918 スパイダーは、パワートレインに4.6リッターのV型8気筒エンジンに2つの電気モーターを組み合わせたプラグイン・ハイブリッドシステムをミッドシップに搭載しています。
そのシステム最高出力は875馬力にもおよぶほか、7速のデュアルクラッチトランスミッション「PDK」との組み合わせにより、0-100km/h加速は2.6秒を記録します。
また、2013年9月にはそれまでの記録を14秒短縮する6分57秒でニュルブルクリンク北コースを駆け抜け、公道走行が可能な量産車としてははじめて「7分の壁」を破っています。
その後、78万1000ユーロ(約1億3600万円)で発売された918スパイダーは、予定されていた918台を完売し、2015年6月をもって生産を終了しています。
そんな918スパイダーのなかでも「特別な1台」が、海外のオークションに出品されたことが話題となっています。
2025年8月にアメリカ・カリフォルニア州のユーザーから出品されたこの918スパイダーは、918台のうちの381台目であるといいます

この個体には軽量化と空力性能向上を目的とした「ヴァイザッハ・パッケージ」が設定されており、フロントガラスフレーム、ルーフ、リアウイング、ルームミラーがカーボンファイバー製となっているほか、BBS製のマグネシウムホイール、専用リアディフューザーなどが装着されています。
さらに、オプションとして電動リミテッドスリップデファレンシャル、ポルシェ・アクティブ・エアロダイナミクス・システム、リアアクスルステアリング、LEDヘッドライト、バックアップカメラ、そして助手席後部に搭載された6.8kWhのリチウムイオンバッテリーパックが備わっています。
また、インテリアにも、アシッド・グリーンの刺繍が施されたノーメックス製カーボンファイバーシート、ブルメスターサウンドシステム、アシッド・グリーンのアクセントが入った黒のシートベルト、カーボンファイバー素地のインテリアトリム、2ゾーンオートエアコンなどが備わっています。
ただ、この個体の最大の特徴はエクステリアが無塗装であるという点です。
出品者によれば、北米向けに出荷された918スパイダーのうち無塗装の状態のものはわずか4台のみであったといいます。
さらに、そのうちの2台はすでに塗装が施されていることから、この個体はさらに希少性が高まっているようです。
なお、この個体の出品時点での走行距離はおよそ2900マイル(約4700km)となっており、内外装のコンディションは極めて良好です。
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オークション開始後、この個体に対しては計27件の入札があり、最高入札額は307万5000ドル(約4億5500万円)でした。
しかし、出品者が設定する最低落札額には届かなかったために、2025年8月9日をもってオークションは終了しています。
なお、2025年9月に開催された別のオークションでは「ヴァイザッハ・パッケージ」を装着した2015年式の918スパイダーの予想落札価格が350万ドル(約5億1000万円)とされていたことから、少なくとも5億円が最低ラインであったと考えられます。
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