もう“マイル修行”は通用しない!? “3つ星”で入れるJALの上級会員制度「JGC」 加入することで得られるステータスとメリットとは
さまざまな特典があるJALの上級会員制度JGC
日本の2大FSC(フルサービス航空会社)であるJAL(日本航空)、ANA(全日空)は、一定の搭乗実績を満たした顧客(いわゆる“お得意さま”)のみを対象としたクレジットカードを発行しています。
そして、そのカードの会員であれば、以降の搭乗実績に関係なく、空港ラウンジの無料利用、手荷物の優先返却、マイルの割増しなどで優遇してます。
JALでは「JALグローバルクラブ(JGC)」、ANAでは「SFC(スーパーフライヤーズカード)」と呼ばれるこれら会員組織は、以前は両社とも、暦年で一定の搭乗実績を満たせば、(クレジットカードの審査はあるものの)加入することができました。
しかしJALは2024年からその仕組みを一新、新たに「JALグループ国内線/国際線への搭乗」に加え「JALカードの利用」「JAL住宅ローン」「JALモバイル」など、JALグループのサービスの利用を通じて貯まり続ける「Life Statusポイント(LSP)」を設定し、LSPにより会員ランクを区分する「JAL Life Status プログラム」を導入しました。
そしてJGCへの加入条件を、LSP1500ポイントが基準となるランク「Three Star」への到達としたのです。
これにより、年間に何回も日帰りで「羽田−那覇」を往復する“修行”により、短期間でJGC入りを目指すルートは閉ざされることとなりました。
では、このThree Starにランク付けされるために必要なLSP1500ポイントを貯める難易度は、どれほどなのでしょうか。

もっとも一般的と思われる「JALグループ国内線への搭乗」では、1搭乗あたり5ポイントが貯まります。
またついでLSP加算に多く使われると思われるJALカードでの決済は、単純に金額ではなく、「JALカードでの加算マイルが2000マイルに達するごとに5ポイント」となります。
JALカードでの加算マイルは一般カードよりもゴールドカードのほう、また通常の店舗やオンラインショッピングでの決済よりも、JALグループ航空券の決済、JALカード特約店のほうがより多く貯まるようになっています。つまり“JAL経済圏”で買い物をすればするほど、より早く会員ランクが上がるようになっているのです。
では実際にLSPを1500ポイント貯めJGCに加入するには、どのくらいの期間がかかるのでしょうか。モデルケースで考えてみましょう。
出張や旅行で国内線に月2回(1往復)搭乗し、月々のJALカードの決済が15万円程度で加算マイルは2000マイル程度という人の場合、貯まるLSPは搭乗で10ポイント、カード決済で5ポイントの、合計15ポイントです。
つまり、このペースを「100カ月(=8年4カ月)」続ければ、JCG加入が可能になるのです。
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