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一目惚れ注意! 今見ても異端で目を惹く“特別なドゥカティ”がオークションで落札 銀と赤のボディが魅力的な2002年式「MH900e」の現在の価値とは

オークションに登場した希少な一台、その状態とは

 今回「Bring a Trailer」に出品されたのは、シリアルナンバー「1154番」の2002年式MH900eです。

オークションに出品された2002年式ドゥカティ「MH900e」
オークションに出品された2002年式ドゥカティ「MH900e」

 レッドの外装にシルバーのグラフィックが施されたこの個体は、過去に一度同オークションで2019年に売却された経歴があり、今回改めて市場に登場した形です。

 外観はオリジナルの意匠を保ちつつ、前オーナーによっていくつかのパーツが変更されています。例えば、クリップオンハンドルバーやスピードメーター、サイドスタンド、ブラックのソロシートなどが後付けされており、走行時の快適性や操作性が考慮されています。

 足回りには17インチのアンテーラ製5本スポークホイールを採用。2025年2月には前後タイヤがミシュラン製の「パイロットパワー2CT」に交換されています。

 また、ブレーキにはブレンボ製の4ピストンキャリパーと320mmローター(フロント)、220mmのリアローターが装備され、制動性能にも抜かりがありません。

 また、サスペンションはスポーツクラシックフォークとオーリンズ製のピギーバックリザーバー付きリアショックという構成。街乗りからスポーツライディングまで幅広く対応できるスペックを備えています。

 インストゥルメントパネルは、クロームベゼルのアナログタコメーターとデジタルディスプレイを組み合わせたユニークな仕様で、視認性とデザイン性を両立させています。

 くわえて、スピードメーターは2019年に交換されており、現在のオドメーターは249キロを示していますが、交換前には3040キロを記録していたとされます。

 エンジンは定格出力75馬力を発揮する904ccのL型ツインで、2025年2月にはタイミングベルトや燃料ポンプ、ライン、エアフィルター、スパークプラグなどが交換されています。

 また、オイル交換やブレーキフルードのフラッシングも実施されており、機関のコンディションも良好です。

なお、今回のオークションでは12件の入札を経て、1万7500ドル(日本円で約260万円)で落札されました。

※ ※ ※

 MH900eは、単なる限定モデルという枠を超え、ブランドの歴史と精神を体現する記念碑的な存在です。

 今回出品された個体は、手を加えられた部分こそあるものの、機関や足回りの整備状況も良好で、走行距離も少ないことから、コレクターや愛好家にとっては非常に価値ある一台といえます。

 世界に2000台しか存在しないこのモデルは、今後もヴィンテージバイク市場において高い注目を集め続けることが予想されます。

Gallery 【画像】まさに“走る芸術品”! 知らなくても惹かれる2002年式ドゥカティ「MH900e」を写真で見る(23枚)
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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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