「うわ、懐かしっ!」米国オークションで半世紀前のマツダ「カペラ」を発見 48年間ワンオーナーで走行4.5万キロ 大切に扱われた米国名「626クーペ」とは
世界市場を見据えて進化した「カペラ」シリーズの魅力
2025年12月、アメリカのオークション「Bring a Trailer」で1982年式マツダ「626 クーペ」が発見されました。
「626」は、もともと日本国内では「カペラ」の名称で販売されていたモデルです。
マツダが1970年に発売したカペラは、国内外に向けたミドルサイズの乗用車として登場しました。初代はロータリーエンジンを搭載する2ドアクーペや4ドアセダンをラインナップし、スポーティかつ先進的な設計で「風のカペラ」と呼ばれ人気を集めました。
その後、改良を重ねたカペラは、1978年に3代目へと進化。国内では「カペラ」、海外では「626」の名称で販売され、マツダにとって初の本格的な世界戦略車として重要な役割を果たしました。
そして、3代目はFR(後輪駆動)を継続しつつ、空力性能と実用性の両立を目指した設計が特徴です。
とくに2ドアクーペは、サッシュレスかつBピラーレスのハードトップ構造を採用。セダンとは異なる低く伸びやかなルーフラインが与えられ、Cd値(空気抵抗係数)は当時としては優れた0.38を記録しました。
エンジンラインナップは、当初1.6リッターと1.8リッターの直列4気筒レシプロユニットを用意し、後にリッターエンジン(MA型)を追加。特に2.0Lモデルは110馬力の出力を発揮し、スポーティな走りを演出しました。

3代目カペラは1982年にFF化された4代目へと移行しますが、FR時代の最終型として、この3代目は日本国内はもとより、欧州・北米市場でも一定の成功を収めたモデルといえます。
とくに北米では「626」の名で広く認知され、ファミリーカー市場にマツダの存在感を浸透させる足がかりとなりました。
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