買えた人が羨ましい… 走行距離1770キロの“極上ドゥカティ”「ポールスマート1000LE」がオークションで落札 1970年代の名車をオマージュした限定モデルとは
新車当時の価格や経過年数を考慮すると、高い評価を得た極上個体が登場
今回落札された個体は、2005年12月にアメリカ・ニューハンプシャー州のディーラーで最初に販売された車両です。現在のオーナーは2021年にこの車両を入手したといいます。

特筆すべきは、製造から約20年が経過しているにもかかわらず、走行距離がわずか1100マイル(約1770km)にとどまる点です。
そのうち現オーナーのもとで走行したのは約110マイル(約177km)ほどであり、大部分はガレージで大切に保管されていたことがうかがえます。
また、外装の状態は非常に良好で、シルバーのフェアリングやグリーンのトレリスフレームには目立つ傷は見当たりません。
また、この個体にはいくつかのカスタムが施されています。
たとえば、エキゾーストシステムが、イタリアの名門であるテルミニョーニ製の「2in1」ステンレスマフラーに変更されています。
これにより、純正の左右2本出しスタイルから右側1本出しへと変更され、よりレーシーなルックスと空冷Lツインエンジン独特の鼓動感が実現されました。
また、インテリアにあたるコクピット周りも美しい状態を保っています。
ホワイトの文字盤を持つメーター類は、160mph(約257km/h)まで刻まれたアナログスピードメーターと、1万1000rpmまで表示されるタコメーターで構成されます。
くわえて、デジタル表示のオドメーターやエンジン温度計も正常に機能しており、電装系のコンディションも良好といえます。
シートはブラックのビニール製シングルシートで、破れや劣化は見られないほか、エンジン周りの状態も清潔に保たれています。
また、2021年5月には、各種フルードの交換とともにタイミングベルトのメンテナンスが行われたといいます。
さらに、付属品として、取り外された純正パーツやオーナーズマニュアル、整備記録簿、そして重要な「レッドキー」を含むスペアキー一式が含まれました。
特にマスターキーとなるレッドキーの有無は、イモビライザーシステムのメンテナンスにおいて重要であり、車両価値を左右するポイントです。
オークションは28件の入札を集め、最終的に2万3350ドル(日本円で約350万円)で落札されました。
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ポールスマート1000LEの美しいスタイリングと空冷Lツインエンジンのフィーリングは、製造から時間が経過した今も多くのライダーを惹きつけてやみません。
今回落札された個体は、適切なメンテナンスを受けながら大切に保管されてきたことがわかる一台でした。
今後もこのような名車が、愛好家の手によって大切に継承されていくことが期待されます。
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