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メルセデス・ベンツ「GLE」に戦略的グレード「コア」登場! 色も装備も“集約”したのになぜ満足度が高い? “ソフトで上質な乗り味”は健在か

今や貴重なソフトで上質な乗り心地が魅力的

 そんな「GLE 450d 4マチック スポーツ コア」に実際に試乗してみました。

 最も変更点が多いのはインテリアですが、ドアを開けて車内に乗り込んでみても質素になったという印象は一切受けません。

 最も大きな変更点はシート表皮の素材で、本革から“ARTICO”と呼ばれる人工皮革に変わっているのですが、その質感に不満を抱く人は少ないだろうと思いました。

 そんなキャビンで何より好印象だったのが、ウッドパネルの高い質感です。“ブラウンウォールナットウッド”へと変更されていますが、ウッド特有の暖かみを感じられる質感と色合いで、いかにも「いいクルマに乗っている」という満足感を味わえます。

 そんな「コア」ですが、乗ってみての印象はどうでしょう?

 最初に強く感じたのは、乗り心地がソフトで上質なことです。「GLE」はセダンである「Eクラス」のSUV版というポジショニングのため、乗り心地が上質なのは当然と思われそうですが、昨今のSUVは、スポーツ系の味つけかオフロード色の強い味つけに乗り味が二分化されています。そう考えると、「コア」のコンフォートな乗り味は希少な存在といえるかもしれません。

 もちろん、人によっては「ソフト過ぎる」と感じるかもしれません。そう感じたときは走行モードで各種設定を好みの状態に調整できる「インディビジュアル」モードでサスペンションだけを「スポーツ」にするのがオススメです。

 走行中のブレーキタッチは、初期のフィーリングがナチュラル。急激な減速Gが生じないので、同乗者にとって快適なブレーキングをおこないやすい感触でした。

メルセデス・ベンツ「GLE 450d 4マチック スポーツ コア」
メルセデス・ベンツ「GLE 450d 4マチック スポーツ コア」

 ただし、ブレーキを踏み込んでいった中間域では、コントロールに対する反応がやや異なってきます。この辺りは高速域からの減速を重視したドイツ車らしいフィーリングなのかもしれません。

 走行中は同クラスのライバルと比べて静粛性に優れており、ロードノイズや風切り音が小さいことが印象的でした。また、ディーゼルであることを忘れさせるエンジンノイズや振動の少なさは、「さすがはメルセデス!」と驚かされるポイントです。

* * *

 ソフトなライドフィールで上質な乗り心地にトルク豊かで静かなディーゼルエンジン……新グレード「コア」の乗り味は、ひと言でいって「まったり優雅に行こう」と思わせてくれるものでした。

「GLE」のハイコスパ仕様「GLE 450d 4マチック スポーツ コア」は、そんなイマドキ少なくなったオンロードでのコンフォート性能を重視した、貴重なモデルといえそうです。

Gallery 【画像】約150万円の差をどこにある!? “日本専用”メルセデス・ベンツ「GLEコア」ディテールを写真で見る(30枚以上)
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