VAGUE(ヴァーグ)

歴史と伝統を誇る「Z」シリーズでも キャラも排気量も全然違ってるのね! 個性もさまざまなカワサキ「Z」シリーズ3選

次は「Z」のスーパーネイキッドとフラッグシップ

●「Z250」

 次に紹介する「Z250」は、250ccクラスでありながらカワサキらしいスタイリングを踏襲したネイキッドスポーツモデルです。

カワサキ「Z250」
カワサキ「Z250」

 このモデルは、カワサキのスーパーネイキッド「Z」の血統を受け継ぐ、アグレッシブなデザインを特徴としています。

 外観は、「SUGOMI」と呼ばれるデザインコンセプトを採用しており、獲物を狙う猛獣のような低い姿勢と、鋭いラインが印象的です。

 エンジンは、直線的な吸気レイアウトを採用した248ccの並列2気筒エンジンを搭載。最高出力は35ps、最大トルクは22Nmを発生し、低回転域から中高速域までスムーズな加速が可能です。

 また、シャシには軽量なトレリスフレームを採用し、剛性と取り回しのバランスを重視。

 サスペンションは前後ともに信頼性の高い構成で、フロントに直径41mmのテレスコピックフォーク、リアにはユニトラック式を採用しています。

 また、ABSも標準装備され、安全性も配慮された設計です。

 なお、価格は70万4000円で、初心者が新車で手に入れやすいネイキッドモデルとして人気を集めています。

 ●「ZH2」

 そして最後に紹介するのが「Z H2」です。

カワサキ「Z H2」
カワサキ「Z H2」

 このモデルは「Z」シリーズの中で最上位に位置するフラッグシップモデルです。

 「スーパーネイキッドをさらに進化させる」というコンセプトのもと開発され、圧倒的なパワーとコントロール性を兼ね備えています。

 外観は、Zシリーズ共通の「SUGOMI」デザインをさらに進化させた、アグレッシブかつ機能的なスタイリングです。

 心臓部には998ccの水冷並列4気筒エンジンに、カワサキ独自のバランス型スーパーチャージャーを搭載しています。

 最高出力は200ps、最大トルクは137Nmと、スーパーネイキッドの領域を遥かに超える圧倒的なパフォーマンスを実現しています。

 さらに、Z H2はただ速いだけではなく、高い電子制御技術による快適かつ安全な走りも魅力です。KTRCやKQS、KLCM(ローンチコントロール)などに加え、IMU連動のKCMFによってコーナリング中の安定性も確保されています。

 また、フルカラーTFTメーターやスマートフォン連携、ETC2.0、ライディングモード切替など利便性も高く、現代のフラッグシップモデルにふさわしい内容となっています。

 価格は標準モデルが205万7000円、上位グレードのZ H2 SEは247万5000円となっています。

※ ※ ※

 一口に「Z」シリーズといっても、軽量で扱いやすい250ccモデルから、伝統を継承するネオクラシックモデル、そしてスーパーチャージャーを搭載したモンスターマシンまで、そのキャラクターは実に多彩です。

 カワサキは「Z」というブランドの中に、あらゆるライダーのニーズに応えるモデルを用意しています。

 自身のライディングスタイルや好みに合わせて最適な一台を選ぶことができるのも、長い歴史を持つZシリーズならではの奥深さといえそうです。

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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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