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走行3.2キロの“ほぼ新車” 極上「ボンネビル」をオークションで発見 世界限定750台のトライアンフ「ボバー TFC」の気になる落札価格とは

シリーズ最高峰とされた限定ボバーTFCの魅力

 2025年12月、アメリカのオンラインオークション「Bring a Trailer」において、トライアンフ「ボンネビル ボバー TFC」の個体が出品され、落札されました。

 この「TFC」は、「Triumph Factory Custom」の略で、トライアンフが限られた台数のみ製造するプレミアムモデルの名称です。

 ボンネビル ボバー TFCは、そのTFCシリーズの第3弾として2020年に発表されたモデルで、世界限定750台という希少性を誇ります。

 ベースとなった「ボンネビル ボバー」は、ボバースタイルを現代的に再構築した人気モデルで、ソロシートやフローティングフェンダー、ハードテール風のスイングアームなど、古典的なデザイン要素が特徴です。

 TFCはそれに対してエンジンや足回り、デザイン性のすべてにわたってアップグレードが施された、シリーズ中でも最上位に位置する存在となりました。

 まず目を引くのは外装の仕上げです。カーボンファイバーを各部に採用し、ボディ全体はマットブラックを基調に、燃料タンクにはシルバーのユニオンジャックをあしらうなど、重厚感と高級感を兼ね備えたデザインが印象的です。

 また、TFC専用のLEDヘッドライトやカーボン製エンドキャップ付きのArrow製サイレンサーも装備され、細部まで抜かりない仕様です。

 エンジンは排気量1197ccの水冷SOHC並列2気筒。270度クランクと電子燃料噴射を採用し、最高出力は87馬力、最大トルクは110Nmを発生します。

 これは標準のボバーに対して約10馬力、4Nmの性能向上を果たした数値です。排気系も専用設計とされ、パワーだけでなくサウンドの演出にもこだわりが見られます。

オークションに出品された2020年式トライアンフ「ボンネビル ボバー TFC」
オークションに出品された2020年式トライアンフ「ボンネビル ボバー TFC」

 また、足回りにはフロントにオーリンズ製のNIX30倒立フォーク、リアには同じくオーリンズ製のRSUショックユニットを採用。これにより、快適さと高い操縦安定性が確保されています。

 そして、ブレーキシステムはフロントがブレンボ製M50 4ピストンキャリパー+310mmダブルディスク、リアがニッシン製シングルキャリパー+255mmシングルディスクの組み合わせ。スポーツ走行を想定した本格的な構成です。

 さらに、切替式のトラクションコントロールやABS、3種のライディングモード(ロード、レイン、スポーツ)、フルLCDの多機能メーターなど、現代的な電子装備も充実しています。伝統美と先進技術が共存する、まさにTFCの名にふさわしいモデルと言える構成です。

Nextわずか2マイルの極上コンディション 高評価の理由とは
Gallery 【画像】超カッコいい! これがシリーズ最高峰と称されたトライアンフ「ボンネビル ボバー TFC」です!(18枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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