新たに登場したブリヂストンの新ブランド「フィネッサ」ってどんな乗用車用タイヤ? 乗り比べてわかった“高次元のバランス”とは
荒れた路面で比較するとノイズのレベルが大きく低下している
試乗では、まずはベーシックタイヤである「ニューノ」に乗って感覚を確認しておきました。

とくに不満もなく走れて、荒れた路面では急激にノイズが大きくなるのが少々気になりましたが、乗り心地も悪くなく操縦性もクセがなく、とくに問題はありません。
そう感じていたところ、新フィネッサ「HB01」と乗り比べると、思ったよりもぜんぜん違うことに驚きました。
フィネッサは全体的にグリップ感が増していて、荒れた路面でのノイズのレベルも下がっています。キレイな路面と荒れた路面での音量の差も小さいのです。
ステアリングを介して伝わってくるインフォメーションも違って、ニューノも普通に乗っているときはとくに気になりませんでしたが、フィネッサに乗ってしまうと、ニューノは軽薄に感じられてしまいました。
剛性感が上がっていながら乗り心地もよくなっています。
ハンドリングも、フィネッサのほうが微舵からの応答もあって、曲がるときにもしっかりとした手応えがあります。
路面の接地感にも安っぽい印象がなく、しっとりとした感覚があります。
ちょっとした重さを感じたのは、接地形状がよくなって、グリップが増しているからでしょう。同じクルマなのに、なんかだかちょっと車格が上がったように感じられました。
ごく普通のスタンダードタイヤなのに、これほどさまざまな面でよさをがヒシヒシと伝わってきたことに感心せずにいられませんでした。
今回は乾いた舗装路のみでドライブしたわけですが、実は雨にも相当に強いということです。全55サイズのうち、タイヤラベリングでウエットグリップ最高の「a」は34サイズ、残りも「b」となっています。
ドライでこれだけしっかり快適に走れて、これで雨でも同じようにしっかり走れるようならもう文句なしです。
より多くのユーザーが使うであろうタイヤだからこそ、こうしてさまざまな性能が高まっていることには大きな価値があると思います。
今回は短時間の試乗ではありましたが、いかによくできたタイヤであるかはよくわかりました。自信を持って多くのユーザーの方々に薦められるタイヤだと思います。
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