VAGUE(ヴァーグ)

同じカブでも見た目も個性もぜんぜん違う! 累計生産台数1億台超えのベストセラー ホンダ「スーパーカブ」シリーズ3選

続いてはアクティブなモデルとクロスオーバー

●「CT125・ハンターカブ」

 次に紹介するのは、オフロード走行を想定したタフな装備が特徴の「CT125・ハンターカブ」です。

ホンダ「CT125・ハンターカブ」
ホンダ「CT125・ハンターカブ」

 かつて海外や国内で販売され、「ハンターカブ」の愛称で親しまれた「CT110」の機能的なスタイルを継承しています。

 外観は、アップマフラーやハイマウント吸気ダクト、アンダーガードといった装備が目立ち、野山などの未舗装路でも走行できるトレッキングバイクとしての性格が表現されています。

 ボディサイズは全長1965mm×全幅805mm×全高1085mm、シート高は800mm、車両重量は118kgと、3モデルの中ではもっとも柄が大きく重量があります。

 そして、エンジンは123ccの空冷4ストロークOHC単気筒を搭載し、最高出力9.1ps/最大トルク11Nmというスペックです。

 これは、C125と比較すると低・中速域での力強さを重視したセッティングとなっており、荷物を積載した状態や登坂時でも粘り強い走りが可能です。

 独自のエキゾーストシステムにより、エンジンの鼓動感を感じられるチューニングが施されています。

 また、機能面における最大の特徴は積載性で、横幅409mm×前後477mmという大型のリアキャリアを標準装備しています。

 燃料タンク容量は5.3L確保されており、長距離のツーリングにも対応可能です。

 なお、価格はC125と同様の49万5000円です。

●「クロスカブ110」

 最後に紹介するのは、街乗りからアウトドアまで幅広く対応するクロスオーバースタイルの「クロスカブ110」です。

ホンダ「クロスカブ110」
ホンダ「クロスカブ110」

 このモデルは、スーパーカブをベースにしつつレッグシールドを廃した軽快なデザインが特徴です。

 ヘッドライトはLEDを採用し、無骨なヘッドライトガードで囲うことでタフなイメージを演出しています。

 また、スチール製のフロントフェンダーやセミブロックタイヤを装備するなど、未舗装路の雰囲気にもマッチするスタイリングです。

 くわえて、熊本県とのコラボレーションモデルである「くまモン バージョン」もラインナップされており、黒と赤を基調としたカラーリングや、各所にあしらわれたくまモンの足跡などがユニークな存在感を放っています。

 ボディサイズは全長1935mm×全幅795mm×全高1110mm、シート高は784mm、車両重量は107kgです。

 また、搭載されるエンジンは109ccの空冷4ストロークOHC単気筒で、最高出力8.0ps/最大トルク8.8Nmとなります。

 排気量が他の2モデルより小さいため絶対的なパワーは劣りますが、ロングストローク設定による粘り強い走りと燃費性能の高さがポイントです。

 くわえて、フロントブレーキにはディスクブレーキと1チャンネルABSを採用し、制動性能も現代的な水準にアップデートされています。

 なお、価格は通常モデルで41万2500円、くまモンバージョンは42万3500円に設定されています。

※ ※ ※

 今回取り上げた3台は、いずれも「スーパーカブ」という偉大な原点を共有しながら、それぞれ明確に異なるキャラクターを持っています。

 上質さを追求したC125、冒険心を刺激するCT125、そしてカジュアルに楽しめるクロスカブ110と、選択肢は豊富です。

 自身の用途や好みのスタイルに合わせて最適な一台を選ぶことができるのも、現在のカブシリーズが持つ大きな強みといえます。

Gallery 【画像】超カッコよく見えてくるよね!ホンダ「カブ」シリーズ3台を写真で見る(34枚)
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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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