ドライバー1本が「最高71万円」の衝撃! なぜ本間ゴルフは“超高級クラブ”をつくり続けるのか? BERES最新作に“日本の切子”が施された深き理由
“パーシモンの本間”が高級路線をあきらめない理由とは
“パーシモンといえば本間”といわれた時代には俳優の石原裕次郎が愛用するなど、日本のゴルフ文化を象徴するブランドだった本間ゴルフ。
その後、同社は経営面で苦しんだものの、見事に復活を果たします。2016年には、当時の安倍晋三首相がトランプ次期大統領(当時)との非公式会談で本間ゴルフのクラブをプレゼントしたことが話題となったことも記憶に新しいところです。
そんな本間ゴルフが、激動の時代を経てもなお頑なに守り続けているのが、プレミアムクラブブランドのBERES(ベレス)。近年では、アジアの富裕層を中心に拡大しているプレミアム・ゴルフクラブ市場において、“山形県の酒田で匠が手作業で仕上げる工芸品”という独自のポジショニングを確立し、海外の高級ブランドにはマネのできない独自性につながっています。
そんなBERESブランドの最新作が、ここに紹介する「BERES 2026 Model」です。
日本の技巧を極めることで生まれる性能とデザイン、そしてそれらを支えるストーリーまでも価値として届けてきたBERESの最新モデルは、その思想を受け継ぎながらさらなる進化を遂げています。
「BERES 2026 Model」は、飛距離性能の追求を起点に、造形美を含めたクラブ全体の完成度を磨き上げる設計を徹底。なかでも目を惹くのが、日本の切子に着想を得たデザインです。
切子の代表的な模様を精密加工でヘッドに昇華。塗装を削ぎ落として金属に幾何学模様の繊細なきらめきと品格を与えることで、工芸品のようなたたずまいを演出しています。これにより、オーナーが所有する喜びを感じられるクラブに仕上がっています。

性能面では、ドライバーの飛び性能を加速させる4つのスピードテクノロジーを搭載。広範囲で高初速エリアを確保するバリアブルシックネスフェース、たわみを最適化して反発力を高めるカップフェース、高剛性と軽量化をねらうフルチタン構造、深重心・高打ち出しと直進性を支えるリアウエイトバランサーなどが相まって、優れた初速・弾道・安定性の融合を目指しています。
ラインナップは、ドライバーに加えて、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンを展開。なかでもアイアンは、3D Lカップフェース構造や3D偏肉フェース設計で反発力と初速性能を引き出しつつ、バックフェースの3Dエンブレム構造で振動吸収を高めるなど、打感にも配慮した設計となっています。
●17万円と71万円は何が違う? グレードという選び方
BERESブランドのクラブで特徴的なのが“グレード制”という仕組みです。
2026年モデルのドライバーの場合、3Sグレードが17万6000円(消費税込、以下同)、4Sグレードが28万6000円、そして最上位の5Sグレードが71万5000円といった具合にグレードが上がるごとに価格がアップしていきます。ヘッド形状や基本性能は共通ながら、グレードが上がるにつれてシャフトの素材構成や仕上げの精度が変わります。
なかでも5Sグレードは、バイアス層にまで東レのT1100Gを採用するなど、文字どおり“同じ設計思想の頂点”を選べる構造となっています。
もちろん、3Sグレードでも切子デザインや4つのスピードテクノロジーなどは同一。「BERESの世界観には惹かれるが、さすがに71万円は高価で……」という人にも、きちんと“入口”が用意されている点は見逃せません。
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ゴルフクラブに切子デザインを施すという発想は、一見すると過剰に思えるかもしれません。しかし、日本の工房で匠が手がける工芸品のようなクラブで世界に挑戦するという発想は、苦難を乗り越えた本間ゴルフがたどり着いたひとつの答えといえるでしょう。
●製品仕様
■ドライバー
・価格(税込):17万6000円〜(3S)、28万6000円〜(4S)、71万5000円〜(5S)
■フェアウェイウッド
・価格(消費税込):11万円〜
■ユーティリティ
・価格(消費税込):9万9000円〜
■アイアン
・価格(消費税込):8万8000円〜(1本)、44万円〜(5本)
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