VAGUE(ヴァーグ)

自称“アメリカ初の真のスーパーカー” サリーン「S7」って知ってる? 最高時速320キロ超 23年前なのに走行わずか1290キロの「レア個体」の驚く落札価格とは

落札価格は1億円超え

 2026年1月にフランス・パリで開催されたRMサザビーズ主催のオークションで、2003年式サリーン「S7」が出品され、高値で落札されました。

 どんなクルマなのでしょうか。

 サリーンは、レーシングドライバーのスティーブ・サリーン氏が設立した米国カリフォルニア州にあるメーカーで、もともとフォード「マスタング」シボレー「カマロ」などの各種チューニングを行っており、モータースポーツにも参戦していました。

 S7は、2000年に登場した公道走行可能なモデルです。

オークションに出品、落札された2003年式サリーン「S7」Kevin Van Campenhout(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品、落札された2003年式サリーン「S7」Kevin Van Campenhout(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 サリーン・シルバーのボディにブラックレザー内装というブランドを象徴する仕様をまとった本車両は、セリーンが「アメリカ初の真のスーパーカー」と称するS7の優れた一例です。

 レーシング由来の血統、先進的な技術、そして印象的なデザインを融合させたモデルであり、カタログ制作時点での走行距離はわずか801.9マイル(約1290km)にとどまります。

 極めて良好な保存状態と丁寧な取り扱いがうかがえる個体です。

 カーボンファイバー製ボディは、スクープやダクトを一体化させた造形が特徴で、セリーン独自の「スプリット・チャンネル・エアフロー」システムを構成しています。

 車体の上下に空気を導くことで、冷却性能と高速安定性を高める設計で、257km/hでは車重に匹敵するダウンフォースを発生するとされ、その高い空力性能を示しています。

 搭載される7リッターV型8気筒オールアルミエンジンは最高出力550馬力を発揮し、0–100km/h加速は3.3秒、最高速度は320km/h超と公表されています。

 オークションに出品された個体は、ニューヨークで新車納車後、カリフォルニア州アーバインのセリーン施設にて、総額2マン6385ドルのサスペンション、クラッチ、シフターのアップグレードを実施しました。その後、現在の委託者が取得しフランスへ輸入、2009年以降は大切に保管されています。

 この2003年式サリーン「S7」、56万7500ユーロ(1ユーロ=183.8円換算で、日本円で約1億433万円)で落札されました。

Gallery 【画像】コレかっこいいね! 2003年式サリーン「S7」を写真で見る(27枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

VAGUEからのオススメ

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

RECOMMEND