独自のパワーユニットを搭載した個性派モデルが勢揃い! 見た目も中身も“攻撃的”な海外メーカーの「大型ストリートファイター」3選
トライアンフの歴史ある一台と、BMWのダイナミックロードスター
●トライアンフ「スピードトリプル1200 RS」
次に紹介するのは、トライアンフ「スピードトリプル1200 RS」です。

スピードトリプルは1994年の誕生以来、ストリートファイターというカテゴリーの先駆けとして進化を続けてきた歴史あるシリーズです。
外観デザインは、伝統の2眼ヘッドライトを現代的に解釈したLEDユニットが象徴的で、マスの集中化を図った引き締まったフォルムとなっています。
そして、エンジンは完全新設計の排気量1160cc水冷並列3気筒を搭載しており、最高出力180ps、最大トルク125Nmというスペックを誇ります。
また、機能面では、5インチのフルカラーTFTディスプレイを採用し、5種類のライディングモードを切り替えることが可能です。
くわえて、コーナリングABSや切替式のコーナリングトラクションコントロール、クルーズコントロールに加え、トライアンフシフトアシストと呼ばれるクイックシフターも装備しています。
シャシーにはオーリンズ製のフルアジャスタブルサスペンションや、ブレンボ製「Stylema」モノブロックキャリパーなど、サーキット走行を見据えた高性能なパーツが組み込まれています。
車体重量は199kg、シート高は830mmとなっています。
なお、価格は205万5000円から210万円に設定されています。
●BMW「S1000R」
最後に紹介するのは、BMW「S1000R」です。

このモデルは、同社のフラッグシップスポーツである「S1000RR」のDNAを受け継いだダイナミックロードスターです。
外観デザインは、スプリットフェイスのLEDヘッドライトやコンパクトなリアエンドにより、アグレッシブなフロント荷重のプロポーションを形成しています。
そしてエンジンは、熟成された排気量999ccの直列4気筒を搭載し、最高出力170ps、最大トルク114Nmを発揮します。
このユニットは、全域で力強い加速を得るために二次減速比をショート化しており、ストリートでの瞬発力を高めています。
機能面では、シフトアシスタントプロ(クイックシフター)や、クイックアクションスロットル(ハイスロットル)が採用されており、ライダーの操作に対するレスポンスが向上しています。
また、電子制御サスペンションであるDDC(ダイナミックダンピングコントロール)や、ヒルスタートコントロールプロ、タイヤ空気圧センサーといった実用的な装備も充実しています。
BMWの電子制御システムは、バンク角に連動して介入度を調整する機能を持ち、安全性が高められています。
車両重量は燃料満載時で204kg、シート高は830mmが標準となっています。
なお、価格は標準モデルが198万9000円からとなっており、装備を充実させたパッケージモデルも展開されています。
※ ※ ※
今回紹介した欧州メーカーの大型ストリートファイターは、いずれもスーパースポーツ譲りの高性能を維持しつつ、公道での操る楽しさを具現化したモデルです。
各社が独自のエンジン形式や電子制御技術を投入しており、ライダーの好みや用途に応じて選択肢が広がっています。
今後も更なる電子制御の進化や素材の軽量化により、このカテゴリーの運動性能はさらに高まっていくと予想されます。
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