市街地からサーキットまで快適な頼れる相棒! 現行で購入できるドゥカティ「大型ネイキッド」3選
モデル史上最軽量のストリートファイターと、フラグシップモデル
●「ストリートファイターV2」
続いて、「ストリートファイターV2」を紹介します。

ストリートファイターV2は、スーパースポーツの「パニガーレV2」からフェアリングを取り除き、高く幅広いハンドルバーを装着したネイキッドモデルという系譜を持ちます。
外観デザインは、フロントエンドに質量を集中させたアグレッシブなフォルムが特徴で、最新のフルLEDヘッドライトにはデイタイムランニングライトが組み込まれています。
そして、エンジンは新開発された890ccのV型2気筒エンジンを搭載しており、最高出力120ps、最大トルク93.3Nmを発生します。
このユニットは、インテーク可変バルブタイミングシステムを採用することで、低回転域でのスムーズな作動と高回転域での強力なパフォーマンスを両立しています。
また、機能面および電子制御については、6軸慣性プラットフォーム(IMU)を活用したコーナリングABSやトラクションコントロール、ウィリーコントロールが標準装備されています。
くわえて、クラッチ操作なしでの変速を可能にするクイックシフト2.0や、走行状況に合わせて特性を変更できる4つのライディングモードも備えています。
車体重量は燃料を除いた状態で178kgに抑えられており、シート高は838mmに設定されています。
なお、価格は、標準仕様が210万円、オーリンズ製サスペンションなどを装備した上位グレードの「ストリートファイターV2 S」が225万円です。
●「ストリートファイターV4」
最後は、シリーズのフラッグシップに位置づけられる「ストリートファイターV4」を紹介します。

このモデルは、世界選手権で活躍するMotoGPマシンの技術をフィードバックした「パニガーレV4」のネイキッド版として誕生したモデルです。
外観デザインは、空力性能を追求した「バイプレイン・ウィング」をフロントサイドに備えており、時速270kmで17kgのダウンフォースを発生させる設計となっています。
そして、エンジンには1103ccのデスモセディチ・ストラダーレV4エンジンを搭載し、最高出力214ps、最大トルク120Nmというパワーを発揮します。
また、機能面ではレース由来の高度な電子制御パッケージが投入されており、各ギヤに応じたトルク制御や、エンジンブレーキコントロールなどが細かく設定されています。
さらに、シャシーにはエンジンを構造部材として利用する「フロントフレーム」構造を採用し、高剛性と軽量化を実現しています。
車体重量は燃料を除いて190kg、シート高は845mmの設定です。
なお、価格は標準モデルが312万円、オーリンズ製電子制御サスペンションや鍛造ホイールを装備した「ストリートファイターV4 S」が332万円です。
※ ※ ※
ドゥカティの大型ネイキッドモデルは、最新のV型エンジンと高度な電子制御を軸に、それぞれのキャラクターを明確に打ち出しています。
最新の電子制御システムを導入することで、大排気量エンジンの出力を扱いやすく制御する工夫が施されている点が特徴です。
軽量化と出力の最適化が進む中で、今後ドゥカティのレース由来の技術がどのようにストリートモデルへ還元されていくのか、その動向にも注目が集まりそうです。
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