VAGUE(ヴァーグ)

“昔っぽい”では終わらせない! レトロな見た目の中にも最新技術が光る「ネイキッドバイク」3選

最後の一台は、カワサキの名車「Z1」を現代によみがえらせたモデル

●カワサキ「Z900RS」

 最後に紹介するのはカワサキ「Z900RS」です。

 このモデルは、1972年に登場した名車「Z1」のスタイルを現代に再現したネオクラシックモデルです。

カワサキ「Z900RS」
カワサキ「Z900RS」

 ティアドロップ型の燃料タンクや丸目ヘッドライト、独特のカラーリングなど、細部にわたってオリジナルへのオマージュが込められています。その完成度の高さから、発売当初から現在に至るまで高い人気を維持しています。

 しかし、見た目がクラシックなだけではありません。搭載される水冷直列4気筒エンジンは高い出力と扱いやすさを両立しており、電子制御によるトラクションコントロールやアシストスリッパークラッチなども備えています。

 なお、「Z900RS」は2026年に約8年ぶりとなる大幅なモデルチェンジを実施。見た目はほぼ変わらないものの、エンジンや電子制御の刷新など中身を徹底的に進化させるという、ファンが最も望む形でのアップデートとなりました。

 これら3台に共通するのは、単なる懐古主義にとどまらず、現代のライダーにとって実用的であることを重視している点です。

 クラシックなデザインは視覚的な魅力を与えますが、それだけでなく、日常の使い勝手や安全性にも配慮されています。そのため、見た目に惹かれて購入した後も、長く付き合えるモデルとして評価されています。

 ネイキッドバイクは、乗り手のスタイルや価値観を反映しやすいジャンルでもあります。シンプルな構造ゆえにカスタムの自由度が高く、ライダーごとの個性を表現しやすい点も魅力です。

※ ※ ※

 今回紹介した3台は、それぞれ異なるアプローチでクラシカルな価値を現代に伝えていますが、いずれも「バイクを楽しむ」という本質的な部分を大切にしている点で共通しています。

 懐かしさと新しさを同時に味わえるネオクラシックモデルは、これからも一定の人気を保ち続けると考えられます。見た目の美しさと走る楽しさ、その両方を求めるライダーにとって、今回の3台は有力な選択肢となるでしょう。

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