人気ナンバーワンの無料地図アプリ「グーグルマップ」2026年最新の使い勝手ってどうなの? 試して感じた“進化”と「これはちょっとな…」の部分とは
20日ほど前に開通した区間も探索に反映してルート案内
なおここで注意しなければならないのは、ガーラ湯沢スキー場など著名な観光スポットを目的として入力して検索したとき、検索結果の上位に「広告」、つまり近隣の宿泊施設などが表示されるケースがままあることです。
検索結果をしっかり確認せずに選択すると、目的地とは異なる場所に案内されてしまいます。

さて、じつはここから先、湯沢町の市街地の手前にある芝原峠からの下りで現れる二連ヘアピンカーブのふたつ目で、グーグルマップはしばしばショートカットして住宅の間を抜ける急坂の狭隘路を経路として案内することがありました。しかし今回は国道17号をそのまま進む“真っ当”なルートが指示されました。
その先、国道17号は湯沢ICに向け、さらに二連のヘアピンカーブを挟んで進みますが、グーグルマップの案内はその手前で右、越後湯沢駅近辺の温泉街を抜けるルートを指示します。このルートは国道17号を回るよりも早く、「Yahoo!カーナビ」など別のアプリでも案内される道ですが、歩道がない対面交通で、センターラインも消える部分があり、人によっては「狭い道を案内された」と感じるかもしれません。
さて、ガーラ湯沢スキー場からの帰路は延長約11km(上下線により若干の差異あり)の関越トンネル通過での挙動を検証します。グーグルマップは当初、測位衛星の電波が捉えられない場所では自車位置が停止してしまうのが難点でした。しかしその後のバージョンアップで、スマホのジャイロ情報を利用して自車位置を推定、画面表示するよう機能強化されています。
実際、今回の関越トンネルでも、クルマが群馬県側出口に差しかかったときに画面もほぼ正確にトンネル出口を示すという、実用上十分な性能を発揮しました。ただし、画面表示される自車速度は、測位衛星からの信号をもとに計算されるため、トンネル内では「– km」となります。
さて最後のチェックポイントが、渋川西バイパスの新規開通区間です。交通開放されたのは取材日のわずか20日ほど前でしたが、渋川伊香保IC付近の国道17号沿いから川原湯温泉までのルートを探索すると、早くもこの新規開通区間を通って上信道の金井ICに進むルートが案内されました。
そして実際の走行でも、新規開通区間との分岐点となる「渋川西IC」交差点での左折を正確に指示します。
こうしたグーグルマップの新規開通道路への素早い対応は、地図更新に少なくとも半年から1年かかる車載型カーナビに一歩も二歩も長じるところだと言えるでしょう。
その後、東京への帰路は再び一般道でナビを受けます。
こちらも基本は上武道路から熊谷バイパスというルートですが、混雑状況によりいくつか回り道の候補があります。グーグルマップはリアルタイムの渋滞状況を反映した「より早い経路」を複数回提案しつつ、東京までの道のりをナビゲーションしてくれました。
さて今回のドライブでは、グーグルマップの着実な機能アップと使いやすさを実感することができました。
もちろん、グーグルマップにも、冒頭挙げたような「狭い道を案内する」のほか、「立体交差でなぜか側道を案内する」「一般道のジャンクションの分岐で『出口に進みます』という音声案内がある」など、使いにくさを感じる部分がないわけではありませんが、そうした弱点は徐々に解消しつつあると思えます。
ただこのあたりは短所と割り切り、ミスがあることも意識しつつナビを受けるのが、賢い使い方と言えるのではないでしょうか。
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