これぞ日本ならではの体験だ! “雪の回廊”が幻想的な「八幡平アスピーテライン」を走り抜けた先に点在する 週末に行きたい「歴史ある秘湯」3選
雪の回廊を駆け抜けるドライブと、八幡平の自然に抱かれた3つの名湯
岩手県と秋田県を結ぶ全長約27キロのドライブウェイである「八幡平アスピーテライン」は、2026年4月15日の午前10時に全線開通しました。
この道路は、茶臼岳の山腹を縫うように走るルートから岩手山を眺め、アオモリトドマツの樹林帯を通り抜ける景観が特徴的です。
冬季は通行が制限されていますが、4月の開通直後には、道路の両側に数メートルにわたって雪が積み重なった「雪の回廊」が出現します。

この雪の壁の間を走り抜ける体験は、八幡平の春における象徴的な光景のひとつとして知られています。
また、八幡平アスピーテラインの周辺地域には、大自然の景観と一体となった独自の入浴環境を持つ温泉が集中しています。
この一帯の温泉施設は、深い雪に閉ざされる冬期は休業となる場所も多く、道路の開通とともに春の訪れを感じながらアクセスすることが可能です。
今回は、春の開通時期にあわせて訪れることができる温泉地を3か所取り上げます。
●秋田県「後生掛温泉」
まず紹介するのは、秋田県側に位置する「後生掛(ごしょうがけ)温泉」です。
後生掛温泉は、「馬で来て足駄で帰る後生掛」という句が詠まれるほど、古くから諸病に効能があると言い伝えられてきました。
標高1000メートルの国立公園内に位置し、泥湯や箱蒸し風呂、火山風呂といった多彩な入浴方法が体験できるのが特徴です。

後生掛温泉の泉質は単純硫黄泉で、弱酸性の性質を持ち、筋肉痛や冷え性、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患にも適応があるとされています。
また、この温泉地には「オンドル」と呼ばれる地熱を利用した療養施設があり、古くから湯治文化が定着しています。
自炊をしながら長期滞在する湯客も多く、現代においても本格的な湯治体験ができる貴重な場所です。
また、宿の周辺には自然研究路が整備されており、泥火山や噴気孔といった活発な火山活動を間近に観察することも可能となっています。
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