クロスオーバーバイクに“羽根”が生えた!? スズキ「GSX-S1000GX」の2026年モデルにレーシングマシン由来の“ウイングレット”が追加された理由
レーシングマシン由来の“羽根”を装着
スポーツツアラーでもアドベンチャーツアラーでもない、双方の美点を融合したスズキ「GSX-S1000GX」。「GSX-S1000」ゆずりの998cc直列4気筒エンジンに電子制御サスペンションを組み合わせ、2023年末の登場以来、“唯一無二のクロスオーバー”として注目を集めてきました。
その2026年モデルには、レーシングマシン由来の“ウイングレット”が追加されています。大型クロスオーバーバイクにウイングレットという、ちょっと意外な組み合わせです。
「GSX-S1000GX」のパワーユニットは長距離ツーリング用にチューニングされたもので、低中速域では扱いやすく、高回転域では力強い伸びやかな加速を実現します。
電子制御デバイスも充実していますが、特に注目したいのが“スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション(S.A.E.S.)”。長いホイールトラベルを持つ車体に、走行状況に応じて減衰力やリアのプリロードを電子制御するシステムを組み合わせることで、軽快性、安定性、コントロール性を高次元で両立しています。
2026年モデルは、高速走行時の直進安定性を高めるウイングレットを新採用。「GSX-S1000GX」が持つスポーティな巡航性能を向上させると同時に、アップライトなポジションや脚の長いプロポーションをいかしたクロスオーバースタイルに一層、磨きがかかっています。
カラーラインナップも変更され、2026年モデルは3色展開に。スポーティさを強調する“ブリリアントホワイト/トリトンブルーメタリック”、メカニカルな印象を引き立てる“グラスマットメカニカルグレー”、精悍さが際立つ“グラススパークルブラック”の設定により、選ぶ楽しさも広がっています。

このほか、車載式故障診断装置(OBD-II)の監視要件に対応。さらに、バイオエタノールを10%混合し、欧州ではすでにスタンドに並ぶ標準的な燃料“E10ガソリン”に対応した点も見逃せません。
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「GSX-S1000GX」の2026年モデルは基本スペックに変更がなく、ウイングレットの追加とカラーリングの刷新、OBD-II対応、E10ガソリン対応が主な変更点となっています。
スーパースポーツの速さとツアラーの快適さを1台に凝縮するという欲張りなニーズに応えるモデルとして、完成度をさらに一段引き上げています。
●製品仕様
・価格(消費税込):211万2000円
・カラー:ブリリアントホワイト/トリトンブルーメタリック(BQJ)、グラスマットメカニカルグレー(QT7)、グラススパークルブラック(YVB)
・サイズ:全長2150×全幅925×全高1350mm
・ホイールベース:1470mm
・シート高:830mm
・装備重量:232kg
・エンジン:水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
・総排気量:998cc
・最高出力:150ps(110kW)/1万1000rpm
・最大トルク:105Nm/9250rpm
・燃料タンク容量:19リットル
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