VAGUE(ヴァーグ)

当時 米国でのレジャーバイク人気を引っ張った! ビッカビカにレストアされた56年前のホンダ「CT70Hトレイル」を発見 オドロキの落札価格とは

レジャーバイクの先駆けとして登場したCT70

 2026年4月、アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1970年式のホンダ「CT70H トレイル」が出品されました。

 CT70H トレイルは、日本国内において「ダックス(ST70)」として親しまれたモデルの北米輸出向け車両で、その最大の特徴は、鋼板プレス製のTボーンフレームを採用した独特のスタイリングにあります。

 胴の長い犬種であるダックスフントを連想させる低く長いフォルムは、当時の他モデルには見られない独創的な外観を形成しており、北米市場においてはクルマのトランクに積載してキャンプ場やビーチなどの行楽地で走行することを目的とした、トレイルバイクとして受け入れられました。

 また、CT70シリーズは、その利便性と親しみやすい外観から、当時のアメリカにおけるミニバイクブームの牽引役にもなりました。

 さらに、折りたたみ可能なハンドルバーや、燃料漏れを防ぐための密閉式燃料タンクキャップなど、移動を前提とした機能が随所に盛り込まれています。

 なお、国内仕様のダックスST70には発売当初、クラッチレバーの操作が不要な自動遠心クラッチの3段変速機を搭載していました。

 その後、1971年にスポーツ走行向きのモデルとして、マニュアルクラッチのロータリー式4段ミッションを採用したモデルが追加されています。

米国オークションに出品され高値で落札された1970年式ホンダ「CT70H トレイル」
米国オークションに出品され高値で落札された1970年式ホンダ「CT70H トレイル」

 今回オークションに登場したCT70H トレイルの「H」は、このマニュアルクラッチと4速トランスミッションを搭載したモデルであることを示しています。

 エンジンには、72ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載しています。

 当時のスペックでは最高出力は6馬力前後、最高速度はおよそ70km/hとされており、ミニバイクながら軽快な走行性能が楽しめる構成です。

Next徹底的なレストアがほどこされたキャンディエメラルドグリーンの個体
Gallery 【画像】いま見ると超カッコいい! 56年前のホンダ「CT70Hトレイル」を写真で見る(14枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

RECOMMEND