当時 米国でのレジャーバイク人気を引っ張った! ビッカビカにレストアされた56年前のホンダ「CT70Hトレイル」を発見 オドロキの落札価格とは
徹底的なレストアがほどこされたキャンディエメラルドグリーンの個体
今回オークションに出品されたCT70H トレイルは、1970年式のもので、2025年に現在のオーナーによって取得された後、細部に至るまで徹底的なレストアがおこなわれています。

エクステリアは、鮮やかなキャンディエメラルドグリーンで再塗装されており、フレームやスイングアーム、ヘッドライトケースまで同色で統一されています。
また、車体にあしらわれたブラック、ホワイト、レッドのホンダのデカールも新品に貼り替えられ、当時の新車のような状態が再現されています。
外観を構成するクロームパーツ類は、一度剥離した上でトリプルクロームメッキ加工がほどこされているほか、ネジやボルトなどのハードウェア類も再ジンク処理がおこなわれており、細部に至るまで腐食のない清潔な状態が保たれています。
足まわりについても、10インチの3ピースホイールがシルバーで再塗装され、IRC製のトライアルタイヤが装着されています。
さらに、内装に相当するシートはノースイースト・ヴィンテージ・サイクルから調達されたブラックのビニール製ソロシートへと交換されました。
ハンドルまわりには、クローム仕上げのツイストロック式折りたたみハンドルが装備され、中央にはオーバーホール済みの日本精機製の50mphスケールスピードメーターが配置されています。
そして、エンジンルームの状態も極めて良好です。
72ccのエンジン本体とケイヒン製のキャブレターは完全にオーバーホールされ、インテークマニホールドの研磨や各部の再塗装がおこなわれました。
アップマウントされたクローム仕上げのエキゾーストシステムや、穴あき加工がほどこされたヒートシールドも新品同様の輝きを放っています。
また、電装系についてもメインハーネスや配線、バッテリーが交換されており、現代の走行に耐えうる信頼性が確保されています。
積算走行距離は、レストア後のテスト走行による5マイルのみを表示しています。
なお、オークションでは59件の入札を集め、最終的な落札価格は2万250ドル(約322万2000円)となりました。
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今回落札されたCT70H トレイルは、フレームからエンジン、電装系に至るまで徹底的なレストアがほどこされた個体でした。
CT70H トレイルは北米市場向けに輸出されたモデルであり、当時のオリジナルカラーを再現した再塗装や、細部のクロームメッキパーツの再処理が高い評価に繋がったといえそうです。
かつては手軽な遊び道具であったレジャーバイクが、現在では精密なレストアをほどこされることで、コレクターズアイテムとしての価値を確立しているようです。
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