イタリアの名門バイクブランドを支える日本の技術! スーパースポーツ「パニガーレ」を展開するドゥカティも信頼する老舗部品メーカーのモノづくり【Behind the Product】
なぜドゥカティはミクニのパーツを採用する?
ミーティングの翌日には、参加者の中で希望した人を対象とするミクニの工場見学ツアーが開催されました。
ミクニの菊川工場では世界に向けて2輪用のパーツを生産。当然、「パニガーレ」のスロットルボディもここで生産されており、今回は里帰りとなりました。
ツアーでは、ミクニとドゥカティの関係についても話を聞くことができました。
きっかけは1990年代初頭。それまで同じイタリアに拠点を置く企業のキャブレターを採用していたドゥカティから、ミクニへとコンタクトがあったとのこと。排ガス規制の強化で従来のキャブレターでは対応が難しくなったことから、ミクニに白羽の矢が立ったようです。
2000年代に入り、電子制御式フューエルインジェクションの普及によって一時期、両社の関係は途絶えますが、さらに厳しくなった排ガス規制に対応しながら高性能をキープするため、再びミクニに声がかかったのだとか。
フューエルインジェクションシステムそのものは他社製のものを採用するドゥカティですが、より緻密に混合気をコントロールするにはより高性能なスロットルボディが重要となり、過去に培われた信頼関係からミクニ製の採用が決まったのだといいます。
今回の見学ツアーでは、実際にスロットルボディの製造ラインを見学することができました。多くの工程において、仕上げの作業などで人の手が入るなど、精密さが問われる2輪用スロットルボディでミクニ製が支持される理由の一端を感じました。
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