イタリアの名門バイクブランドを支える日本の技術! スーパースポーツ「パニガーレ」を展開するドゥカティも信頼する老舗部品メーカーのモノづくり【Behind the Product】
ドゥカティの旗艦バイクを支える日本企業の技術
ドゥカティのフラッグシップであるスーパースポーツバイクに与えられる車名といえば「パニガーレ」。同車のオーナーたちが全国から集うイベント「パニガーレミーティング」が静岡県菊川市で開催されました。
ドゥカティはイタリアの名門バイクブランドですが、実は「パニガーレ」を始めとするドゥカティのバイクには、日本企業の技術が採用されているのをご存じでしょうか? その企業こそ、キャブレターで有名なミクニ。
ミクニといえば、モータリゼーションの発展とともにバイク用パーツ生産で一世を風靡した企業です。しかし、時代の変化に伴い活躍の舞台を拡大。今ではクルマやバイク向けパーツだけにとどまらず、生活環境機器、福祉車両・介護機器、航空宇宙産業向け部品なども手がけています。
そんなミクニのパーツを、イタリアの名門バイクブランドがなぜ採用しているのか? そこにはミクニの高い技術力と、そこに着目したドゥカティの慧眼がありました。
現在ドゥカティは、フラッグシップモデルとして「パニガーレV4」と「パニガーレV2」をラインナップ。「パニガーレ」というネーミングは、ドゥカティの本社と工場があるボローニャ郊外の地、ボルゴ・パニガーレに由来しています。
そんなドゥカティのフラッグシップモデルが全国から集結する「パニガーレミーティング」は今回で7回目。菊川市での開催は4回目となりました。
開催地である菊川市の長谷川寬彦市長もホンダ「CB750FOUR K0」(初期型)や「カワサキTR250」のカスタム仕様などを所有するライダー。当日も会場に足を運び、参加者へ歓迎のあいさつをおこなっていました。

「菊川市で初めて開催された際は、まだコロナ禍の影響が残る時期でした。しかし、全国のライダーの方が市内に宿を取って集まってくださって、飲食店も利用してくれました。市民からは『どんなイベントが開催されたのか?』との問い合わせが多数寄せられたほどでした」(長谷川市長)
菊川市は温暖な気候で晴天率も全国有数の高さを誇る街。ミーティング当日も心地よい陽光の下、「パニガーレ」だけでなく他社のバイクも含めて500台以上が集結しました。なかには、九州から自走で駆けつけたライダーもいたほどです。
会場には、全日本ロードレース選手権に「パニガーレV4R」で参戦し、好成績を収めている「DUCATI Team KAGAYAMA」がブースを出展。監督の加賀山就臣さんも自らブースに立ち、多くのライダーと交流を図っていました。
そして同じく会場には、菊川市内に工場を構えるミクニのブースもありました。ミクニはキャブレターで有名な部品メーカーですが、燃料供給が電子制御式フューエルインジェクション化された現在では、電子制御のスロットルボディを製品化。ドゥカティの「パニガーレ」シリーズにも採用されています。
また、スロットルボディだけでなく可変バルブタイミング機構もドゥカティのモデルに採用されているとのこと。ブースにはその実物のほか、試作品であるマグネシウム製のV4用スロットルボディが展示されていました。
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