これでアンダー6万円? 新潟生まれの“最新涼テク”がすごい! マイナス10℃のポータブルクーラー「BREEZE BOX」の衝撃とは
純国産屋外クーラーの大本命が醸す信頼感がすごい
今回登場した「BREEZE BOX(ブリーズボックス)」は、その名があらわすとおり、箱型のシンプルなシルエットが印象的なポータブルクーラーです。
手がけたのは2027年に創業90年を迎える、石油ファンヒーターや窓用エアコンの老舗コロナ。そのアウトドア向けチャンネル「OUTFIELD」ブランドより発売されるもので、同ブランド初の冷房器具となり、消費税込みで5万9800円という価格でも大きな話題となっています。
「ブリーズボックス」のスペックは、冷風能力は最大850Wで、風量はHIGH、MID、LOWの三段階に切り替え可能。
吹出口より出る冷風は外気温に対してマイナス10℃で、冷風は最大約10m先まで届くので、消費電力は抑えつつ体感温度は低く感じる工夫がされています。
外気温21~43℃、湿度80%以下の環境下でも運転することが可能。唯一の気になるポイントは防水ではないことくらいですが、そもそもテントの前室やタープの下に置くのが基本的な使い方。非防水でも実用上の問題はとくになさそうです。

コンパクトでも高効率の秘密は窓用エアコン技術にあり
エアコンとは、冷風と排熱の2つの熱交換器で冷風を生み出すデバイスのこと。そのためコンパクトさを優先する多くのポータブルエアコンでは、冷却用と排熱用の空気の流れを十分に分離できず、熱交換が効率的に行えない場合が多いため、どうしても冷却効率が落ちるという欠点がありました。
「ブリーズボックス」ではなにかと制約の多い窓用エアコンで培った技術を応用し、2つの熱交換器を分離してマウント。

それだけでなく、2つの熱交換器それぞれに専用の送風ファンと空気の経路を設ける「D.H.E.システム(デュアル熱交換システム)」を採用しています。
冷風と排熱という“相反する空気の流れを最適化”し、生み出した冷気のロスを抑えながら送風口へと導いてくれます。このサイズのポータブルクーラーで、冷却用と排熱用にそれぞれ独立したファンを備えた2系統構成はレア。快適な空間づくりに妥協しないコロナのこだわりを感じさせます。
また、「ブリーズボックス」のブラックのパネル面には冷風の送風口が設置され、その真裏のパネルが排熱口となるのもポイント。
そうすることで、テント内の冷えた空気を再び冷やす一方で、排熱側はテントの外から空気を吸い込み、熱を加えて外へ吹き出すため、電力を節約しつつ、効率よく冷やすことができるというわけです。
図書館なみの静粛性も魅力
作動音が低いのも「ブリーズボックス」の特徴です。風量LOWモードで約40dBで、これは図書館でのささやき声や深夜の住宅地レベルの音圧に相当。ルームエアコンを40年以上も手がけてきただけあって、睡眠時も快適に使用できそうです。
給電はACコンセントを備え、ポータブル電源やコンセントを使用可能。ポータブル電源の定番容量である1000Whクラスなら、最大約5時間の駆動ができる計算になります。
アウトドア向けとのことで気になるのがサイズですが、高さが315mm、幅264mm、奥行580mm。脚を展開すると、高さが+200mm、奥行は+65mmとなります。本体の重量は12.0kgで、エッジのある直方体の形状はクルマのラゲッジにも積みやすそうです。
「ブリーズボックス」は、2026年6月1日12時から公式オンラインストアで受注を開始し、6月30日より順次発送するとのこと。発売前から話題になっていたせいか、初回ロットは10分で完売。次回のロットは現在調整中とのことなので、興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてください。
製品仕様
「ブリーズボックス」
・品番:PA-F85A
・価格(消費税込):5万9800円
・重量:13.6kg(本体12.0kg、付属品1.6kg)
・サイズ:高さ315mm(脚展開時+200mm)×幅264mm×奥行580mm(脚展開時+65mm)
・風量:HIGH、MID、LOW
・オフタイマー:1時間、2時間、4時間
・使用可能温度・湿度:21〜43℃・湿度80%以下
・付属品:ダクト2本、ダクトアダプタ1個、排水ホース
・発売時期:2026年6月
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