VAGUE(ヴァーグ)

懐かしいスタイルと現代技術の融合がまたイイよね! のんびり探検できる「ネオレトロ」なスクランブラー3選

続いてホンダとスズキの新型のネオレトロ

●ホンダ「CL500」

 続いては、大型二輪免許で運転可能なホンダ「CL500」です。

ホンダ「CL500」
ホンダ「CL500」

 CL500は、1960年代から70年代に展開されていた「CL」シリーズの名称を現代に蘇らせたモデルであり、2023年よりラインナップに加わりました。

 外観デザインは、水平基調のプロポーションをベースに、力強く流れるアップマフラーや、タンクパッドを備えたフューエルタンクがスクランブラーらしさを表現しています。

 主要な構成部品はブラックアウトされており、シンプルながらもタフな印象を与えるスタイリングとなっています。

 エンジンは、471ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒を搭載しており、180度クランクを採用することで、低回転域から鼓動感のあるトルクフルな特性を実現しています。

 最高出力は46ps、最大トルクは43Nmを発揮し、市街地から高速道路まで余裕のある走行を可能にしています。

 機能面では、クラッチ操作荷重を軽減し、急激なエンジンブレーキによる後輪の挙動を抑えるアシスト&スリッパー・クラッチが標準装備されています。

 さらに、ABSや、急ブレーキを後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルなどの安全装備も充実しています。

 車体サイズは全長2175mm×全幅830mm×全高1135mmで、シート高は790mmに設定されており、良好な足つき性が確保されています。

 カラーバリエーションは「パールディープマッドグレー」と「マットアーマードグリーンメタリック」の2色が展開されています。

 なお、価格は97万3500円です。

●スズキ「GSX-8T」

 最後は、スズキが2026年に新たに投入した「GSX-8T」を取り上げます。

スズキ「GSX-8T」
スズキ「GSX-8T」

 GSX-8Tは、往年の名車である「T500」などの造形から着想を得て設計されたネオレトロ調のストリートバイクです。

 外観デザインは「タイムレス・リバイバル」をコンセプトとしており、丸型LEDヘッドライトやタック&ロールシート、バーエンドミラーを採用することで、クラシックなシルエットを形作っています。

 一方で、ゴールドのフロントフォークやアルミ製キャストホイールが、現代的な走行性能を視覚的に表現しています。

 エンジンは、775ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒を搭載しており、最高出力は80ps、最大トルクは76Nmというスペックを誇ります。

 また、このエンジンにはスズキ独自の「スズキクロスバランサー」が採用されており、振動を抑えつつコンパクトな設計を実現しているのが特徴です。

 電子制御面では、出力特性を選択できるスズキドライブモードセレクターや、3段階から介入レベルを選べるトラクションコントロールシステムが搭載されています。

 さらに、クラッチ操作を介さずにシフトチェンジが可能な双方向クイックシフトシステムも装備されており、長距離の探検でもライダーの疲労が軽減されます。

 車体重量は201kg、シート高は815mmとなっており、16リッターの燃料タンクを備えることで長い航続距離に対応しています。

 なお、価格は129万8000円です。

※ ※ ※

 今回紹介した3台は、時代に流されない普遍的なデザインと、現代の安心感を兼ね備えた実力派のモデルです。

 それぞれ排気量や機能は異なりますが、いずれもレトロな外観と現代の走行性能を両立させている点が共通しています。

 今後も各メーカーから、ライダーの個性をより豊かに表現するような、感性に訴えかけるモデルの登場が期待されます。

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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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