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アウディ史上最速のスーパーカー 新型「ヌヴォラーリ」世界初公開! トータル1001馬力は499台限定のハイブリッドモデル ランボ「テメラリオ」との関係性とは

 ヌヴォラーリに搭載されるエンジンは排気量4リッターのツインターボで最高出力800ps、最大トルク730Nm、そして最高回転数が1万rpmに達すると聞けば、多くのファンがランボルギーニ「テメラリオ」との共通性に気づくことでしょう。

 この推測は間違っていないようです。

アウディ新型「ヌヴォラーリ」の発表会の様子
アウディ新型「ヌヴォラーリ」の発表会の様子

 それを裏付けるのがハイブリッドシステムで、左右の前輪を独立して駆動する2基のモーターをフロントに、そして3基目のモーターをV8エンジンとギアボックスの間に搭載していることからもテメラリオ・ベースであることがうかがえます。

 また、フロントモーターがアキシャル・フラックスモーターで合計300psを発生する点もテメラリオと同じ。いっぽう、テメラリオのシステム出力は920psなので、残り81ps分はリアモーターが発生させると考えるのが順当です。

 ヌヴォラーリとテメラリオの違いは、ほかにもあります。

 テメラリオのボディーパネルはアルミ製ですが、ヌヴォラーリはなんとカーボンコンポジット製。それも、レーシングカーなどに用いられるプリプレグ・タイプが多用されているというから、かなり贅沢です。

 きっと、この辺は車両の軽量化にも大きく効いていることでしょう。いっぽう、ボディー構造はアウディ・スペース・フレーム(ASF)と説明されているので、アルミ・スペースフレーム構造を採用するテメラリオと同じと見てよさそうです。

 ただし、デザインはまったくといっていいほど異なります。

 ミドシップ・レイアウトが生み出すプロポーションはとても力強いものですが、滑らかで一体感溢れるスタイリングは、昨年9月に発表されたコンセプトCを思い起こさせます。

 これは、コンセプトCや今季デビューしたアウディF1にも採用されたチタニウム・カラーともども、現チーフ・クリアイティブ・オフィサーであるマッシモ・フラチェッラが作り上げた作品。これから登場するアウディは、コンセプトCやヌヴォラーリのように、シンプルで力強く、それでいてどこかクラシカルな味わいのデザインとなるのかもしれません。

世界初公開されたアウディ新型「ヌヴォラーリ」のインテリア
世界初公開されたアウディ新型「ヌヴォラーリ」のインテリア

 ちなみにモデル名のヌヴォラーリは、戦前のグランプリレースにアウディの前身であるアウトウニオンから参戦していたイタリア人ドライバー、タツィオ・ヌヴォラーリにちなんだもの。

 そのヌヴォラーリは、コンセプトCの源流というべきアウトウニオン・タイプCを操っていました。現在のアウディが伝統をリスペクトする姿勢は、こうしたところにも表れているような気がします。

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